2012年9月26日水曜日

鳩吹山(2012.9.26)


お彼岸も過ぎ、暑さは治まってきたものの天候が不安定。平地は晴天でも山には雲がかかる。そんな中、「明日は安定した晴天」との天気予報。それじゃ御岳にでも登ろうか、と、早寝早起きの日帰り計画。早めに酒を飲み夜9時に就寝。しかし、慣れない早寝になかなか寝付けない。チョイと眠っただけで深夜12時目が覚めた。そうなるともう眠れない。

こんな状態で4時間運転し山に登るのは辛い。それやこれやで深夜再度、ウイスキーなんぞチビチビやっているうちに明け方近くなってしまった。そして寝付いた。そうなると、出撃は不可能だ。結局、起床は朝10時。天気は絶好。こんな生活をしていてはイカン。どこか山に登って汗をかかねばナラヌ。

と、言う訳で、行先をイロイロ考えた結果、鳩吹山へ行くことにした。鳩吹山は犬山と可児の間にある300mチョイの低山だけど、アップダウンがあり、トレーニングには良い山だ。

久々の鳩吹山で登山口がよく分からない。前回登った時、大きな墓地の横から登った記憶を頼りに、国道41号を美濃加茂方面に向かう。帷子ICから下道に降り、それらしい方向を目指す。そして発見「真禅寺、鳩吹苑」の標識。その標識に導かれ無事登山口に到着。登山口はその広大な墓地の奥にある。登山者用駐車場も広い。その駐車場には平日にもかかわらず10台程度の車が止まってる。最近、団塊世代の引退により平日に行動する高齢者が目立つ。働いている若い方々には申し訳ない。

結局、登り始めたのは午後2時。まったく登山とはいえないような時間だが、日差しは強いものの気持ち良い風が吹きぬけ。道の脇には彼岸花が咲いている。この彼岸花って本当に律儀だ。カレンダーも見てないと思うけど、お彼岸になると必ず咲く。

最初、林道を少し歩き、西山登山口から階段状の登山道に入る。振り返れば広大な墓地が足元に広がる。歩き出して15分で大汗状態となる。どこの山に登っても大汗。これは体質なのか?飲みすぎなのか?

稜線にあがると奥美濃、飛騨、木曽の山が見える。途中には立派な休憩舎も完備。その中では、オッチャン、オバチャンが取り留めない話。聞くとは無しに聞いていると、話題は健康関係が多い。そんな中で面白い話を一つ。

「ふくらはぎは第二の心臓」だという話。人間の血液を体内に押し出すのが心臓。それが静脈を通って心臓に戻ってくる訳だけれど、心臓から最も遠いふくらはぎの静脈には血管自体に血液を心臓に戻す機能があるそうだ。その機能はふくらはぎの筋肉が健全でなければ正しく機能しないとか。そのためにも歩き、筋肉を鍛えるべきだとか。勉強になるなー・・・。

健康の話、病気の話、認知症に対する心構え、などなど、若い頃の山行では考えられなかった話題満載。それらの話題に何の抵抗も無く参加できる私です。

山頂からは御岳が良く見える。眼下には木曽川。素晴らしい展望だ。3時間程度の行動だったけど、足慣らしにはちょうど良い、気分のいい登山だった。帰りの車からは久々に見た美しい夕日を見た。明日も天気は良さそうだ。

◆行動記録
14:00 真禅寺駐車場
14:10 西山登山口
14:40 西山休憩舎
15:10 西山(両見山)
16:20 鳩吹山山頂
17:10 真禅寺下山
18:00 帰宅

 【登山口はこの墓地の奥】

 【駐車場は広い】

 【鳩吹山遊歩道として整備されている】

 【西山付近から鳩吹山山頂を望む】

 【鳩吹山山頂から御岳を望む】

【山頂直下の休憩舎】
【眼下には木曽川】

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