【7月26日・木】五日目・総括
昨夜は宿が見つからなかった。結局、北防波堤ドームでの強硬キャンプを決行。用心深い私としては事前にその近くで車中泊をしているオッチャン連中の宴会に乱入。彼等はほとんど私と同世代。暑い内地の夏を避け北海道を長期間放浪している人がほとんどだ。
オッチャン達はみんな元気で明るい。でも後ろ姿に疲労の色がにじみ出る。着ているものもどこかくたびれている。若者が貧しい身なりで放浪していても、体内部からにじみ出る生気が感じられるものだ。しかし、老人の粗末な身なりは粗末なだけだ。今さら若者のバンカラを気取るには無理がある。などと自分自身をかえりみつつ、私も今後の服装計画を見直した方が良さそうだ。
今回、四泊すべて屋外で泊まった。なかなかインパクトの大きな旅だった。自分自身まだまだやれると感じた一方で、多くの車中泊をする高齢者と出会った。20万キロ以上車中泊で放浪している自分が言うのもナンだけど、車中泊はまさに通常の生活を公の場所に移している。そんな姿を垣間見て、自分の反省も含めて、今後は車中泊を控えたい。旅って生活とは異なるものだ。
◆行動記録
- 5:20 稚内発(18切符2370円)
- JRの車内でジャケット、長袖、長ズボンを脱ぎ捨て夏世界に備える
- 宗谷本線の名寄以北は良い、窓から手を出すと危険なほど木々が近い。JRの気動車は時々、野生生物を避けるべく、長い警笛を鳴らし超スローペースにスピードが落ちる。
- 11:35旭川
- 昼食(牛肉そば:780円、サーティーワンアイス:480円)
- 旭川で3時間ほど市内徘徊
- 常盤公園は良かった(珍しい木:どろのき、きたこぶし、はるにれ)
- 15:36 バス(620円)
- 17:30 旭川空港発(21180円)
- 19:30 中部空港着
【稚内港からみた朝焼け】
【宗谷本線は良い。でも本数が少ない】
【JR旭川駅南駅には礼文島より綺麗な花畑があった】
【常盤公園は良い公園だ】
【北海道の植生は内地と違うね】
【常盤公園にある県立美術館のオブジェが面白かった】
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