2017年12月10日日曜日

九州4・日奈久温泉(2017.12.10)

昨夜の日奈久の宿も寒かった。泊った宿は日奈久で一番古い鏡屋。築100年以上の宿らしい。昨今の住宅に比べ格段と風通しが良いし、さらにこの冬一番の寒波が来ていた。

「温泉にでも使ってゆったりのんびり過ごしたい」などと旅番組での陳腐な言葉があるけれど、よくよく考えれば私自身、毎日のんびりしていたことに気がついた。しかも温泉宿は風呂は温かいけど、部屋は寒い。要するに自宅が一番快適のような気がする。人吉で買った球磨焼酎を飲みつつ、布団をかぶり、こたつに潜り込んでテレビを見つつ、早めに寝てしまった。

翌朝、宿を出てから温泉神社に寄ってみた。急な石段を登ると立派な石造りの桟敷を備えた土俵があった。その先には日奈久の町並みの先に海が見える。現在、大相撲の暴行問題など騒がしいけど、改めて日本人にとっての相撲の関わりの深さを思い知った。

その後、バスで八代へ戻り、八代の町を徘徊後、熊本に出た。JR熊本駅に降り立つもどこにいけば良いのかわからない。熊本城近辺も地震による立ち入り禁止が目につく。本当は豊肥線で阿蘇を回り込み大分へ出たかったけど、豊肥線は地震で不通。久留米経由で久大線で大分へ出ることにした。久大線も秋の豪雨で光岡と日田の間はバス代行運転だ。今年の九州は災害に見舞われた年だった。

◆行動記録他

  • 鏡屋3500円(安い)
  • 温泉神社を散歩
  • 野菜天100円(美味い)
  • バスで八代200円
  • タバコ、焼酎、コーヒー1500円
  • 鮎甘露煮、鮎弁当2800円
  • 久留米(お土産) 903円
  • 日田 不思議まんじゅう、赤飯650円
  • 観光案内所で天ケ瀬温泉の宿ゲット5500円


【日奈久温泉鏡屋の内風呂。三つの浴槽に順次源泉が流れ込み温度が下がる】


【日奈久温泉神社には周囲に石造りの桟敷を備えた土俵があった。】


【温泉神社からは日奈久の町越しに海が見える】


【温泉神社の石造りの桟敷は立派だ】


【八代は城下町だった。細川藩の城があったけど一つの藩に二つの城があるのは珍しいらしい】


【八代城の中にも土俵がある】


【八代駅前に鮎弁当を売る店があった。球磨川は鮎にこだわっている】


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