亀山から柘植までのJRが秋の台風で不通となりバスの代行運転になっていた。したがってそのルートで行くには柘植で2時間待ち。先日、九州の久大線に乗った時は、ネットの乗換案内でもバス代行運転の情報が反映されていたけど、今回は反映されていなかった。まあ、無料の乗換案内なのでやむを得ないかな・・・。と、アッサリ諦め、柘植から草津、京都に出て、京都から近鉄に乗って三山木に向かった。その結果440円余分の出費。クヤシイ。
JR三山木から畑の中の穏やかな道を観音寺まで歩いた。歳末のこの季節はただただ寒いだけだけど、春秋の季節は楽しい道と見た。観音寺は畑の中にポツリと立っていた。この時期は訪れる人も少なく、住職からじっくり話を聞くことがて来た。初めて見た観音寺の十一面観音は今まで私が見た中では一番顔立ちが整った穏やかな表情に見えた。
住職に促され焼香した後、内陣の足元まで近づきじっくり拝観出来た。痛みも少なく美しい仏像だった。1000年以上前のものとは思えないほど保存状態は良い。地元の人に大切にされてきたことがしのばれる。
【観音寺本堂】
【本堂の横にはお水取りの松明用の真竹が置いてあった。この近くの寺から松明が奉納されるという。近くで見る松明の竹は大きい。松明は80キロぐらいになるとか。これを二月堂の舞台の上で一人で振り回す。坊さんもアスリートだ。】
【国宝の十一面観音の写真。この中で道明寺、六波羅蜜寺の観音様はまだ見てない。】
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