2018年5月22日火曜日

宮津から帰還(2018.5.22)

昨夜は早めの就寝、そして熟睡。当然、爽やかな目覚め。海辺を散歩後、車で出発。カーラジオからラジオ体操の歌が聞こえてくる。宮津から丹後由良への海岸線のパーキングに車を止め、海を見ながらラジオ体操をやってみた。

朝日の溢れる海を見ながらのラジオ体操は素晴らしく爽快だった。しかし、久しぶりのラジオ体操はかなりハードに感じた。体の前屈がきわめて苦しい。体が硬い。当然、後ろへ反るのも苦しい。さらに、ふらつく。ちょっとしたジャンプの息が上がりそうだ。ようするに、体は着実に衰えている。これからは意識してラジオ体操に取り組みたい。

◆行動記録
  • 6:15 発
  • 7:00 舞鶴とれとれセンター道の駅630キロ
  • 9:00 小浜(地元産のサバ、ササガレイ購入4200円)
  • 10:45 塩津753キロ
  • 12:00  793キロ関ヶ原インター(高速代1260円)
  • 13:15 帰宅

【宮津から丹後由良へ向かう途中で海に登る朝日に向かってラジオ体操】

2018年5月21日月曜日

不動院岩屋堂(2018.5.21)

ここまでくれば鳥取は近い。今日はのんびり走ればいいい。浜坂温泉から海岸沿いの道を鳥取方面に走る。天気は良いし海は綺麗だ。しかし、波はけっこう荒い。今まであまり気にしたこともないルートだけれど、この地域では名のある観光地なのかもしれない。浦富海岸には観光船が賑わっていた。

目的の若桜町に入った。この中国地方の山間の町はなかなか趣深い。福井、鳥取、島根の日本海側の地域になぜか惹かれてしまう。思えば、富山、新潟、山形、秋田も好きだ。音楽もマイナー調に惹かれる私です。

不動院岩屋堂は確かに岩の中にあった。でも、三徳山の投入れ堂と同列に置くのはどうかなー・・・?。投入れなくても工事は可能なような気がする。三徳山投入れ堂の凄さを再認識したけど、この岩屋堂もそれなりにのどかで良い感じのお堂でありました。残る日本三大投入れ堂は国東半島にあるらしい。ここまで来たならぜひ三つ目の投入れ堂をコンプリートしたいものだ。その名前をネットで調べたら「龍岩寺奥院礼堂」というらしい。

その後、浜坂温泉に戻り、ユートピア浜坂で一風呂浴びて昼寝。その後、宮津まで戻り、海岸沿いの道の駅で車中泊。最初、道の駅の駐車スペースが満車で、隣りの巨大スーパーの駐車場に車を止めた。その後、道の駅にスペースがあったのでそちらへ移動。それが大正解。朝起きたらスーパーの駐車場は完全に閉鎖されていた。車中泊もなかなか難しい。

◆行動記録
  • 6:30 出発(海岸線ドライブ)
  • 8:00 鳥取381キロ
  • 給油 397キロ(3131円)
  • 9:00 不動院岩屋堂415キロ
  • 9:45 発
  • 12:00 鳥取砂丘461キロ
  • 浦富海岸 煮魚定食850円
  • 14:00 浜坂497キロ
  • 七釜温泉、ユートピア浜坂、浜坂港
  • 20:00 宮津道の駅604キロ

【浜坂温泉から鳥取方面へは海岸線を走るのが良い】

【若桜町の不動院岩屋堂】

【休憩所の中にも岩屋堂】

【鳥取砂丘は観光地だった】


2018年5月20日日曜日

浜坂温泉(2018.5.20)

最近、出撃するのが億劫になってきた。家でグダグダ一日過ごすのがここち良い。体も固くなっている。バランスも悪くなり時々ふらつくこともある。これではイカン。たまたま三日間ほど予定がない。「どこぞへ行かねば」と思うんだけど、行きたいところが思いつかない。

久々の車中泊で温泉にでも行ってみるか。でもこの季節、山には雪がある。二泊三日の車中泊で温泉を楽しむのはなかなか難しい課題だ。結局、草津方面と鳥取方面が候補に残ったけど、浜坂温泉に行くことにした。実は鳥取の若桜鉄道、若桜町がなんとなく気になっていた。「ワカサ」という名前の響きが良いし、そこにある不動院岩屋堂に行ってみたかった。不動院岩屋堂は日本三大投入堂の一つらしい。投入れ堂といえば三朝温泉の奥の投入れ堂しか知らないけど、どの程度の投入れ堂なのか、気になってしまったのだ。

と、言うわけで、久々の車中泊の装備をそろえて、ユルユル出発。幸い、天気は良い。気候は車中泊には最適な季節だ。途中、舞鶴で海上自衛隊の見学などして夕方5時ごろ浜坂温泉松の湯に到着。ほぼ5年ぶりの松の湯だけど健在だった。入浴料金300円。受付のオバチャンに聞けば宿泊も可能らしい。

汗を流し、車を松の湯の駐車場に置かせてもらって地元の居酒屋へ夕食を食べに行く。この日は日曜日。たまたま入った居酒屋は地元民の宴会で大混雑。なんとかカウンターに座ったものの、店の大将は大忙し状態。とりあえず刺身盛り合わせを肴に日本酒を飲む。しかし大将の多忙状態は収まらず、なかなか次が頼みづらい。そんな時、隣りの常連らしきオッチャンが助け舟。「どこから来た?」から始まり、話しかけてきた。私の食べているおまかせ刺身盛り合わせを見て、「地元の魚を頼め」と大将に掛け合ってくれる。更に私の空になったコップに自分のキープしている一升瓶の酒を注いでくれる。その他、なんやかんやといじってくれとても楽しい食事になった。旅先で地元の人と話しながら飲む酒は最高だ。

その後、松の湯に戻ったのは7時半。まだオバチャンがいたので素泊りを頼んだ。宿泊料2250円。清潔で糊の効いた枕カバーとシーツを貸してくれた。再度、温泉に入り広い部屋に清潔なシーツで快適だった。さらにテレビもあった。携帯も充電できた。しかも、オバチャンは最初払った入浴料金の一部を返却してくれた。浜坂温泉の地元の人は皆さん優しい。

◆行動記録
  • 8:10 給油1735円
  • 9:05 関ヶ原880円59キロ
  • 10:10 マキノ追坂峠道の駅110キロ
  • 11:00 熊川宿137キロ
  • 12:20 舞鶴192キロ
  • イージス艦「きりしま」
  • 13:30 発
  • 15:50 豊岡292キロ
  • 17:00 浜坂松の湯341キロ(300円)
  • 夕食1680円、素泊り2250円(風呂代200円返金)

【舞鶴海上自衛隊は日曜日公開している】

【浜坂温泉の海岸】

2018年5月14日月曜日

當麻寺練供養(2018.5.14)

當麻寺は良い寺だ。かなり古い建物、かなり古い仏像、どちらも国宝、重文が多い。三重塔だけれど東塔と西塔ともに残っている寺は珍しい。その當麻寺の練供養へ行ってきた。當麻寺の練供養は関西ではけっこう知られた行事だけど、二月堂のお水取りほど有名ではない。

天気予報が若干不安だったけど、雨は当日未明には上がり爽やかな空。雨に洗われた新緑が美しかった。9:21名古屋発の近鉄急行で当麻寺着は午後一時ちょい前。練り供養は4時からなので駅でラーメンとどっこいまんじゅう。その後、當麻寺近辺を偵察。雨上がりの日差しがキツイ。あまりの暑さに駅に戻りかき氷で時間を潰す。ひさびさの宇治金時はうまかった。

近鉄当麻寺駅から當麻寺に続く真っすぐな道はなかなか楽しい道だ。参道というような抹香臭い道ではなくて単なる町中の道なんだけれど只物ではない雰囲気がある。両側には由緒ありそうな家が多い。

午後4時ごろ練供養が始まった。中将姫を西方浄土に送る宗教劇らしいけど、詳細はよくわからない。ただ、本堂から講堂、金堂の間にかけられた細長い舞台の上を仮面を被った菩薩達が練り歩く。空は青空。夕日が菩薩の光背を金色に染める。そして遠くに奈良盆地が広がる。なかなか素晴らしいお練りだった。

最近、日本的な観光地に外国人の姿が多いけど、當麻寺練供養には外国人の姿はない。祇園祭より、高山祭よりこの當麻寺練供養を知りあいのスイス人に見せてやりたいと思ったけど、混雑すするのもナンだなー・・・・。それはそれとして仮面は人が顔に着けると妙に存在感が大きくなるね。

【来年からは4月14日に変更】

【本堂から望む開演前の舞台。左講堂、右金堂、その前に座布団の観覧席が準備される】

【中将姫を乗せる神輿の登場でスタート】

【勢至菩薩(?)の動きが目立つ】

【青空の下、遠くに奈良盆地が見える】


2018年5月12日土曜日

日子坐命墓(2018.5.12)

何気なくテレビを見ていたら、なかなか立派な石段が映っていた。日子坐命(ヒコイマスノミコト)の墓らしい。日子坐命は第9代開化天皇の皇子とのこと。記紀に記されている第9代の開化天皇まではその存在も疑われているらしいけど、宮内庁認定の日子坐命の墓ということなのでとりあえず見に行ってきた。

邪馬台国から大和政権までの数百年の歴史ははっきりしない。歴史の本を読む限り、邪馬台国、葛城王朝、三輪王朝、近江王朝、河内王朝などなど出演者は多様で、イマイチ腹に落ちない。まあ、現在報道されている政治家のスキャンダルに関しても、理解不能な言い訳が横行して真実にたどり着けないのだから、二千年近く前の世の中がわからないのは無理ないことかもしれない。

たどり着いた日子坐命の墓は長良川と木曽川の間に開ける広々とした平野に散在する小山の中にあった。昔の歴史は解らないけど、付近の雰囲気はそれなりにのどかで気持ちの良い場所だ。

どちらにしても、今から二千年ほど前の日本の起源はどんなものだったのだろう?心から知りたいと思うけど無理だろうなー。これを古代史のロマンと言うのだろうか?・・・。

【入口には伊波乃西神社がある】

【神社の脇から続く石段】

【宮内庁の説明板のある宮内庁的墓】

【大きな石がある】

【近くの長良川から金華山岐阜城を望む】