久々の車中泊で温泉にでも行ってみるか。でもこの季節、山には雪がある。二泊三日の車中泊で温泉を楽しむのはなかなか難しい課題だ。結局、草津方面と鳥取方面が候補に残ったけど、浜坂温泉に行くことにした。実は鳥取の若桜鉄道、若桜町がなんとなく気になっていた。「ワカサ」という名前の響きが良いし、そこにある不動院岩屋堂に行ってみたかった。不動院岩屋堂は日本三大投入堂の一つらしい。投入れ堂といえば三朝温泉の奥の投入れ堂しか知らないけど、どの程度の投入れ堂なのか、気になってしまったのだ。
と、言うわけで、久々の車中泊の装備をそろえて、ユルユル出発。幸い、天気は良い。気候は車中泊には最適な季節だ。途中、舞鶴で海上自衛隊の見学などして夕方5時ごろ浜坂温泉松の湯に到着。ほぼ5年ぶりの松の湯だけど健在だった。入浴料金300円。受付のオバチャンに聞けば宿泊も可能らしい。
汗を流し、車を松の湯の駐車場に置かせてもらって地元の居酒屋へ夕食を食べに行く。この日は日曜日。たまたま入った居酒屋は地元民の宴会で大混雑。なんとかカウンターに座ったものの、店の大将は大忙し状態。とりあえず刺身盛り合わせを肴に日本酒を飲む。しかし大将の多忙状態は収まらず、なかなか次が頼みづらい。そんな時、隣りの常連らしきオッチャンが助け舟。「どこから来た?」から始まり、話しかけてきた。私の食べているおまかせ刺身盛り合わせを見て、「地元の魚を頼め」と大将に掛け合ってくれる。更に私の空になったコップに自分のキープしている一升瓶の酒を注いでくれる。その他、なんやかんやといじってくれとても楽しい食事になった。旅先で地元の人と話しながら飲む酒は最高だ。
その後、松の湯に戻ったのは7時半。まだオバチャンがいたので素泊りを頼んだ。宿泊料2250円。清潔で糊の効いた枕カバーとシーツを貸してくれた。再度、温泉に入り広い部屋に清潔なシーツで快適だった。さらにテレビもあった。携帯も充電できた。しかも、オバチャンは最初払った入浴料金の一部を返却してくれた。浜坂温泉の地元の人は皆さん優しい。
◆行動記録
- 8:10 給油1735円
- 9:05 関ヶ原880円59キロ
- 10:10 マキノ追坂峠道の駅110キロ
- 11:00 熊川宿137キロ
- 12:20 舞鶴192キロ
- イージス艦「きりしま」
- 13:30 発
- 15:50 豊岡292キロ
- 17:00 浜坂松の湯341キロ(300円)
- 夕食1680円、素泊り2250円(風呂代200円返金)
【舞鶴海上自衛隊は日曜日公開している】
【浜坂温泉の海岸】
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