富山行の深夜バスもほぼ満員。直前の予約だったけどついていたと言うべきかな。三列シートの深夜バスの窓側の席は満席。確保できたのは真ん中の列の席だけど、すぐ後ろの席が空いていてシートをほとんどフルフラットに倒すことができた。イイチコのワンカップと精神安定剤の力を借りて、あっという間に熟睡。早朝五時に富山駅北口に着いた時もまだまだ夢の中。最近加齢に伴い朝早く目が覚める私にとっては、久々に起きるのがつらいほどの睡眠が得られて、久々に快適な起床だった。
今回の立山カルデラツアーは正式には立山カルデラ砂防体験学習会というらしい。その集合は8時40分。それまで3時間以上時間がある。早朝散歩を楽しむべく、ライトレールに乗って岩瀬浜を散策。漁協のセリを見たり、古い町並みを見たりしながらの楽しい朝の散歩を楽しめた。
立山カルデラ体験会は2台のバスで有峰林道へ入り、折立の登山口を過ぎたあたりで専用のゲートをくぐる。この先は一般の車両は侵入不可で体験会参加者もバスの中でもヘルメット着用が義務付けられる。
バスの中で立山カルデラの歴史、常願寺川と富山平野の関係、カルデラ内の砂防工事の必要性など興味深い話が多くて面白かった。昭和初期の登山記録に現れる立山温泉の湯船の後が残っていたけど感慨深かった。
砂防堰堤は作っても作っても崩れた土砂で埋まるのは事実。山は崩れて平野を埋めるのは自然の摂理。そんな自然の強大な力に対し、小さな人間の作業はむなしい。でも、生きていくのはそんな小さな作業の積み重ねなのかもしれないね。
◆行動記録
- 8/9
- 23:10名古屋駅西口発5700円
- 8/10
- 5:00富山駅南口
- 岩瀬浜から東岩瀬まで歩く
- 8:30カルデラ見学会2000円
- 車二台ほぼ満員、私は2班
- 17:00富山駅北口
- 夕食:白エビ天丼、立山一合
- 18:01富山発
- 「はくたか」「しらさぎ」でジパング6250円
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