2018年8月18日土曜日

白山・平瀬道(2018.8.18)

暗いうちに車中泊の白川郷道の駅を出発。大白川登山口に着いた時は明るくなっていた。数年ぶりの大白川だけど以外と車は少なかった。花で有名な白山なのでお盆過ぎると登山者は減るのかも知れない。登山届け記入してゆっくり登り始める。以前の記憶より登山道が良く整備され、穏やかな丸太の階段が目立つ。

ここ数年、昔登った山に登っている。行ったことがない山に行きたいのはやまやまだけど、知らない山へ行くにはそれなりの準備が必要だ。それも面倒くさい。そして痛感させられる。体が弱った。昨年の白馬鑓温泉、塩見岳も辛かったけど、今年はさらにつらかった。超スローペースで登るため後続パーティーに次々抜かれる。まあ、抜かれるのは何とも思わないけど、膝の痛みはこたえる。

今回とくに寂しかったのは、室堂で飲んだ持参のビールロング缶。最後の一口飲めなかった。飲もうと思えば飲めるんだけど、これを飲んだら帰れなくなるかもと、最後の一口を残してしまった。案の定、下山の道のりは厳しく足は痛い。その内全身が痛くなってきた。全身に力が入らず時間もかかった。若い頃は駆け下りたルートを一歩一歩足を運ぶ。

下山後の露天風呂の時間が心配になってしまったが、なんとか間に合った。今後も加齢に伴う体力の衰えに抗うことは出来ない。すべてを受け入れる気持ちはあるんだけど、少し寂しい。下山後、なにはともあれ露天風呂の時間を確認。露天風呂は6時までで一安心。缶ビール片手に暮れなずむダム湖を眺めながら露天風呂入るのは極楽だ。そこで出会ったオッチャンと話が弾み気がつけば周囲は暗くなっていた。

◆行動記録
  • 4:00起床 コーヒーとクロワッサン
  • 4:20白川郷道の駅発
  • 5:30大白川着347キロ
  • 5:50登山開始
  • 8:50大倉山避難小屋
  • 10:15カンクラ雪渓展望所
  • 11:20室堂
  • 昼寝
  • 13:30室堂発
  • 17:10下山(露天風呂350円、満天の星の下で車中泊。この夜は冷え込んだ。)


【登山道は整備が進む。歩きやすい階段だ。】

【大倉山避難小屋直下にはダケカンバが多い】

【右から雲海に浮かぶ御岳、乗鞍、北アルプス南部】

【花は秋の気配。シモツケソウ、トリカブトなどが目につく。マツムシソウ、ハクサンフウロはヘロヘロ状態。その他メインの高山植物は盛りを過ぎたのかな・・・。】

【カンクラ雪渓もやせ細る】

【やっと室堂の小屋が見えた】

【室堂から御前峰を望む。いつ来ても御前峰には登らず缶ビール。

【室堂周辺も秋の気配】

【やっと入れた露天風呂

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