2020年2月2日日曜日

石塔寺(2020.2.2)

太郎坊宮に次いで東近江の旅。今回は石塔寺に行ってきた。以前から気になっていた寺だけど、やっと訪れることが出来た。この寺のウリは古い石塔だ。奈良時代前期百済系渡来人によって作られたというのが定説だ。近くには百済寺なんて寺もあって、渡来系の人とは縁の深い地域だ。

古い石塔だけの小さな寺を連想していたけど、石塔寺はけっこう大きな寺だ。きれいに管理された本堂の脇の石段を登ると山上伽藍といった感じのスペースに出る。伽藍と言ってもそこには建物はなく大きな石塔を中心におびただしい石仏、石塔が埋め尽くしている。京都法然院にも同じような石塔があるけど、ここの石塔の存在感は半端ない。良いものを見る事が出来て嬉しかった。

来る途中に立ち寄った永源寺も初めて訪れた。紅葉の時期には大変混雑する名所だけど、この季節は訪れる人も少なくて静かな雰囲気を楽しめた。本堂の茅葺き屋根は立派だった。次回は近江商人ゆかりの五箇荘辺りを偵察したい。

【駐車場からすぐ石塔寺入口】

【本堂】

【この石段を登ると山上伽藍?】




【おびただしい石塔、石仏】

【永源寺入口(総門)】

【永源寺山門】

【禅宗の寺らしく美しく掃除の行き届いた境内】

【ちょいと反りのある本堂の茅葺き屋根】




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