チョイと前、世界遺産に認定された百舌鳥古市古墳群の中にある峯ヶ塚古墳に行ってきた。仁徳天皇、応神天皇などの有名どころの古墳の中にあって峯ヶ塚古墳は小さくて地味な存在だ。しかし、宮内庁管理下の巨大古墳群とは異なり発掘可能な古墳なのでそれなりに貴重な存在だ。
地元の羽曳野市が中心となって調査が進められていた。そんな古墳から大発見のニュース。巨大な木製埴輪発見のニュース。その現地説明会があるというので出かけてみたわけだ。
明るい初冬の日射しの中ホンマモンの発掘現場に横たわるホンマモンの埋蔵文化財を見るのはインパクトがあった。担当者の説明付きで無料。わざわざ出向く意味は十分にある。
その後、時間があったので富田林寺内町をブラブラ歩き、とても気分の良い一日だった。今、冷静に考えると、あんな小さな(といっても100m程度)前方後円墳からこんな貴重な埋蔵品が出土するのなら、宮内庁管理下巨大古墳からは何が出るだろう?。掘ることが可能なら日本の古代史を解き明かす素晴らしいものが出るのではないか?。これを機会に宮内庁管理下巨大古墳の調査をぜひ進めてもらいたいと思っている。
皇室の神秘的な権威を守ることより、正しい歴史認識を得る方が大切ではないのかなあ、、、。
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