2009年7月12日日曜日

石垣島方面(1-3-3)

〔Dr.コトー診療所〕


〔診療所入口の椅子に座り海を望む〕


〔与那国馬と子供達〕

7時半起床。朝食が旨い。朝食後、洗濯。民宿の自宅2階のベランダに干す。風がとおり、気持ちがいい。猫が寝ている。おばちゃんいわく「よその猫だけど気持ちがいい場所を知っている、いつもここで寝ている」。レンタカーを聞いたら、民宿の車を貸してくれた。

借りた車で島内探索。Dr.コトー診療所(オープンセット)へ立ち寄る。オープンセットとは言うものの、古ぼけたコンクリート作り。若いときに比べて何もしなくても幸せな気分で時間を過ごせるようになってきた。コトー診療所の玄関横の日陰に置かれた木のいすに腰掛け、濃厚な時間がゆったり流れる。何もしていないんだけど・・・。海が青い、殺人的に日差しが強い、吹き渡る風が心地いい。せみが鳴いている。ハイビスカスが咲いている。

与那国島は小さな島だけど雄大な景観が広がる。道は広い。日本の西の果て。大陸との国境の町。そんな関係で、道路、電波などのインフラは意外と整備されている。ここを放置すると、知らないうちに中国人に占拠されていたりして・・・。

2時間ほど島内ドライブ。行くところが無くなった。泡盛、ビール、水を買う。与那国の泡盛は60度の花酒から25度の普通の泡盛など種類が多い。店のおばちゃんが言う。「島の人間は25度か30度しか飲まない」。何事も現場指向の私としては、購入した泡盛は30度、720ミリ800円。石垣で買ったバナナチップを肴に泡盛を飲む。昨日のおなか不調の経験を生かし、買った冷たいミネラルウオーターと交互に飲む。

個室のクーラーを利かせ、テレビの囲碁番組を見ながら、いつの間にか寝てしまった。ほとんど、自宅での生活と同じである。ひょっとしたら、自宅にいるよりお金を使わないかもしれない。
現在、午後3時。殺人光線は外に氾濫している。歩いている人はほとんどいない。後、1時間か2時間したら、港の横の小さなビーチにでも行ってみるか・・・。まあ、若い娘の水着姿を見る可能性は限りなく「0」に近いけど。

4時になった。ずっと個室(約3畳)に引きこもっているのもなんなんで、港横のナーマ浜に行ってみた。少しはよくなったか?と思って外へ出たものの、外は殺人k光線に満ちている。予想通りナーマ浜には人はいない。いやいや一人(性別不明)いた。浜の脇にある東屋に腰を下ろし、日陰に横たわる。

風が心地いい。海が光る。美しい。そのうち、子供連れが現れはじめる。さらに、馬に乗った一団登場。その馬が小さい。聞けば与那国馬だとか。小さくても力が強く働き者だそうだ。毎週、この時間に地元の子供たちとのふれあいの機会を作っているということだ。馬、子供、大人、犬達、みんな海に入って遊んでいる。当然、犬もつながれてない。5,6匹の犬がじゃれあっている。いじめられている犬もいる。でも、元気に飛び歩いてりる。良いもの見させてもらいました。

5時過ぎた。大相撲名古屋場所を見るために民宿に帰ることにする。まだ、殺人光線の力は衰えない。

6時になった。さしもの殺人光線も力を弱めた。でも、まだ日影を選んで「日本最後の夕日が見える丘」へ出かけてみた。背後の山に丸い大きな虹がかかる。そして白くかすんでくる。夕立が近い、と、思ったとき、バラバラ雨。その後、やっと涼しくなる。(2009.7.12)

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