そんなちょっと甘酢いっぱい気分満載で、その内海の先の師崎に行ってきた。目的は師崎の赤羽商店にワタリガニを買うこと。内海の海水浴にはワタリガニの記憶はまったく無い。なんせ、その時代、我が家では「カニはダメ。アタル」。そういえばえびもダメだった。アタル。伊勢二見ガ浦のサザエのつぼ焼きもダメ。アタル。振り返れば高いものがすべてアタルらしい。
まあ、それはそれとして、ワタリガニは今が旬。きっと、安くて美味しいワタリガニにありつけるだろうと、握るハンドルにも力が入る。赤羽商店に到着。氷の上に並んだワタリガニ。大きくて重いヤツ5匹で3000円。春に買ったときはそれより小さいヤツ3匹で4000円(?)。ただし、生簀で生きているヤツ。生簀で生きているカニもあったけど、店の兄ちゃんの「今日中にゆでればそんなに変わらない」の言葉に5匹3000円を購入。生きたカニはその倍ぐらいらしいけど・・・。
結論から言えば、生きたヤツ5匹6000円にすればよかった。ワタリガニは生きているヤツに限る。今回の教訓です。
(外見は立派だったけど・・・)
帰りに、甘酸っぱい海水浴気分をもっと味わうべく、内海海水浴場へ寄ってみた。浜の夜店、浜茶屋、休憩所の気配も変貌。ただ、貸浮輪屋に昔の面影を感じることが出来た。密かに期待した水着のオネエチャンの姿を見ることも無く、車に残した氷漬けワタリガニが気になってソソクサと帰還。しかし、これが「放浪」だろうか・・・。(2009.7.30)
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