2011年10月8日土曜日

雨飾山前泊

 毎年10月10日は好天の特異日。今年も天気が良さそうだ。したがって山に行かねばならない。この夏は天候不順で消化不良だったし・・・。本当なら涸沢に紅葉を見に行きたいところだったけど、風の便りで涸沢は大混雑。だったら雨飾山へ言ってみるか、と、雨飾山に行ってみた。

 雨飾山には今まで2回登ったことがある。いづれも秋だった。さらに登山口の小谷温泉には何回も泊まったことがある。特に印象深かったのは、今から15年ぐらい前、村営雨飾荘の前の駐車場に車を止め、その横でテント泊したことがある。

 村営雨飾荘の温泉に入り、駐車場横の芝生の上に張ったテントでの熟睡した、快適な一夜を思い出す。そんな状況が今まだ有るのか?そんな気分で国道19号線を北上。塩尻・北桔梗が原からサラダ街道を抜けて午後1時半ごろ小谷温泉に着いた。
 
 小谷温泉に着いたとき、私がここで最初に泊まった太田旅館の看板がはずされ営業を中止しているのを発見。時の流れを感じさせられた。その他の熱泉荘、山田旅館はまだ営業しているみたい。山田旅館を過ぎ、車を走らせると左手に大きな駐車場。15年ぐらい前に快適な一夜を過ごした雨飾荘駐車場と思われる。でもそこは「2009年からキャンプ禁止」との表示。

 でも2009年のキャンプ禁止されるまではキャンプ可能だったということに驚きを禁じえなかった。だって私が知っているオートキャンプ場の中で、最も居心地のよいキャンプ場、さらに無料(ここ強調)だったから・・・。その駐車場の向かいには村営雨飾荘があり温泉に入れた記憶だがその建物は無くなっていた。現在の雨飾荘は駐車場から少し上に登ったところにある。昔、「とちのきナントカ」といった建物だったような気がするが、定かでない。

 それはそれとして、鎌池へ向かってみた。今年は紅葉がイマイチだけど、鎌池は相変わらず美しい池だ。15年ぐらい前に来たときもとても綺麗な紅葉だったことを記憶している。あまりの美しさにその日にちを記憶しているんだけれどそれは10月17日だった。その記憶から信州の秋の紅葉は10月17日を基準に考えている。今年はそれより一週間ほど早いけど、鎌池は十分美しかった。

 鎌池へ行く前に駐車場近くの露天風呂を偵察してみた。以前もあったけど、無料(協力金若干)露天風呂なのでなんとなく敬遠していた。露天風呂を覗いて、入浴中のオッチャンに湯加減を聞いてみる。「良い湯だ」とのお言葉に私も入ってみた。湯量も多く、湯温も適当。周囲も清潔に保たれ良い露天風呂だった。

 露天風呂からさに進むと、雨飾山登山口に到着。そこにはキャンプ場もあり多くのテントが張られている。そのほとんどが雨飾山登山者のテントだ。最近の高齢登山者の増加を痛感する。この時期の雨飾山はとても人気の山だと言うことを再認識。テントを張ると一人500円。さらに車の横に張るにはオートキャンプ場スペースの駐車料も必要になるので、車中泊とすることにした。これにより無料で一夜を過ごせることになる。

 はっきりいって、テント泊より車中泊のほうが快適だ。テント泊って意外と腰が痛いものだ。松本近くのマックスバリューで購入の食料と地酒「大雪渓」の夕食で車のシュラフに潜り込み熟睡。睡眠は十分取れた。(2011.10.8/土)

●行動記録
・ 8:10 加子母
・ 10:40 松本 マックバリュー
・ 12:04 松川下条農園(リンゴ買ったら桃をサービスしてくれた。その桃が旨かった)
・ 13:40 小谷温泉 雨飾荘駐車場
・ 16:00 登山口
・ 19:00 就寝

●情報
・ 雨飾登山口テント: 1 人 500 円
・ 露天風呂協力金100円位とか

 【小谷温泉へ向かう途中、白馬村から白馬三山を望む】

 【小谷温泉駐車場。現在はキャンプ禁止】

 【小谷温泉駐車場。気分の良い駐車場だ】

 【鎌池。紅葉はチョイと早かったけど美しい】

 【鎌池。周囲は遊歩道あり。一周30分ほど】

 【鎌池から帰るとき雨飾山(たぶん)が見える】

 【雨飾登山口キャンプ場は有料だ】

 【雨飾登山口の駐車場だけなら無料みたい】

 【車を止めてハッチを空けて望む紅葉の山】

 【今夜のメインディッシュはカップうどん。これがイケル】

【登山口、駐車場のトイレは清潔快適】

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