2012年2月24日金曜日

伊東温泉連泊

深夜の爆食にもかかわらず、7時半起床。道の駅内の朝めし定食を食べに行く。最近、食が細くなってきた私としては珍しいことだ。旅に出ての興奮状態「トラベリング・ハイ」なのか。こんな言葉は無いけどね。

 朝めし定食の時、ついでにモーニングビール。食後、再度シュラフに潜り込みうつらうつら。こんな暮らしで良いのかなー、と思いつつもひと眠り。本格的起床は10時頃。天気も良い。箱根方面へでも行ってみるか。

 とりあえず、宮ノ下・太閤湯をカーナビにセット。何も考えずカーナビの指示のまま車を走らせる。前回、箱根に来たのは40年近く前。職場の慰安旅行で宴会だけが記憶に残る。箱根の景色に関しての記憶をたどれば50年近く前、私が小学生だったころ親に連れられて来た記憶がある。まだまだ終戦の気配が漂い、毎日の暮らしも裕福ではなかったような時代だった。そんな時代の箱根への旅、子供心にも浮き立つような気分だった。

 それから何十年、なんとなく首都圏に近い観光地のイメージで足が遠のいていた。でも、カーナビに導かれての伊豆スカイラインの景観はなかなか見事だった。これもオフシーズンのご利益かもね。太閤湯も良い湯だった。湯温は熱い。番台のオバチャンが「うめて良いよ」と言ってくれたけど、できる限り頑張ってみる。私は自他共に認める「熱い湯好き」。最初は私一人。しばらくして若いお兄ちゃんが入ってくる。

 この熱い湯にどのように対応するのか、面白いのでちょっとだけ観察することにした。くだんのおにいちゃん、最初、両足を突っ込み、しゃがもうとするがあまりの熱さに洗い場に飛び出た。その後、洗面器で湯をすくって体にかけている。ひょっとしたら、先住民の私に遠慮して水をうめられないのかもしれない。

 面白いので、もう少し観察。なかなか行儀の良い青年だ。水の蛇口をちょっとだけ開いた。でも熱い。浴槽内は熱い湯の好きな私も熱くて長くは入れない。

 「熱いねえ。なんなら隣の蛇口もあけたら」と声をかけてみる。振り返った青年の顔に安堵の表情。さらに「源泉の蛇口を絞ったらどうだろう」と更なる提案。それやこれやで話が弾む。彼は自転車で数日間の旅の途中に立ち寄ったとか。これから箱根を越えて名古屋方面へ向かうとの事。なかなか好感の持てる青年だった。

 彼が蛇口大解放に躊躇したのは、ひょっとしたら私が地元の頑固ジジイと勘違いしたのかも・・・。もしそうなら、申し訳なかったなー・・・。

 その後、小田原、真鶴、熱海と海沿いに伊東に戻った。途中、熱海のチョイ先の多賀という所で食べそびれた遅めの昼食。その後、伊東温泉の戻り、弁天の湯に入り、夕食をとろうとするも時間的にも食欲なし。マリンタウン内のレストランでちょっとだけ飲み、車に帰り、そのまま、「いいちこ」のお湯割りを飲んで寝てしまった。

 すると、またもや深夜空腹で目が覚めた。こんなこともあろうかと購入してあった伊東名物、祇園の助六をまたもや深夜に食べてしまった。うーん、もうイカン、こんな生活。でも祇園の助六は美味しいなー。(2012.2.24/金)『車中泊10』

● 主な支出
・ 500円 朝めし定食
・ 250円 ビール
・ 410円 伊豆スカイライン
・ 400円 太閤湯
・ 150円 真鶴ブルーライン
・ 650円 小平うどん
・ 450円 ビール
・ 650円 祇園助六
・ 250円 弁天湯
・ 1500円 ばんばん食堂 夕食

 【道の駅・マリンタウン】
【外見はディズニーランド風なるも内部は日本的】
【海側のベランダからはヨットハーバーが見える】

 【マリンタウン内温泉施設の朝めし定食】
【この小さなアジ干物が美味しいんだわ】

 【宮ノ下・太閤湯の綺麗な内湯】
【湯は熱い】

 【太閤湯入口、4台分ほどの駐車スペースあり】

 【熱海のチョイ南の多賀にある小平うどん】
【ネギと豚バラのつけめん】
【美味しかった】

 【多賀長浜海浜公園】
【24時間利用可能トイレ完備】
【背後には食事処も多数】
【車中泊には最適、でも海水浴シーズンは混むらしい】

 【伊東・弁天の湯】
【街の中の共同浴場で探すのに苦労した】

【マリンタウン内のばんばん食堂での夕食】
【伊豆はやっぱり魚が良いね】

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