荒砥城を下り、須坂方面へ向かう。途中、荒砥城のオッチャンに勧められた「あんずの里・森」へ寄る。しかし杏の花はすべて散っている。ツアーバスも数台来ているほどの名所らしいが、花はない。フロントガラスに張られた「高遠と臥竜公園の桜を楽しむ旅」が空しい。花見ツアーは日程が難しいね。花は散っても旅には出なければならないらしい。
須坂の臥竜公園は桜は散り始めているものの桜祭りの真っ最中。多数の屋台も出る、正真正銘のお祭り状態。そこで、須坂の古い桜の情報をゲット。桜祭りの混雑を避けそちらへ向かってみた。須坂から菅平へ向かう国道406号線沿いに数本の桜の古木がある。手前から「大日向観音堂しだれ桜」「延命地蔵堂の桜」「弁天さんのしだれ桜」。その桜はすべて良かった。長くて厳しい冬が去り、春の浮き立つ気分の陽射しに溢れた山里の桜の古木はしみじみ美しい。遠くに見える北アルプスの鹿島槍、五竜、唐松、白馬槍、杓子、白馬岳の稜線が白く光る。
地元のオバチャンに聞いた情報によれば、花は「杏」「梅」「桜」「ソルダム」「リンゴ」の順に咲くとの事。現在、「桜」「ソルダム」が満開なので次は「リンゴ」が開花する。北信五岳を背景に咲くリンゴの花も美しかろう。「来年もこの時期に花を見に来よう」と、固い決意です。(2013.4.20/土)
【戸倉城山公園荒砥城跡から千曲川を見下ろす】
【「大日向観音堂しだれ桜」、ほぼ満開】
【「ソルダム」杏に似た果実で白い八重の花をつける。この時期、多く見る】
【弁天さんのしだれ桜(6分咲き)。開けた斜面にあり、周囲には木製ベンチ多数】
【延命地蔵尊の桜(満開)、今回一番の見頃であった】
【延命地蔵尊の向かいに小学校。その生徒が花見している。シャラクサイけど楽しそうだ。】
【今回1年分の信州味噌を確保。値段は1キロ325円から1100円まで多種多様。高いものが美味いのか?重大な関心を持ちつつ、冷蔵庫へ整理した。1年かけて評価したい。】
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