展示内容はなかなか濃いものだった。土器も素晴らしかったし、国宝の土偶も素晴らしい。縄文のビーナスと呼ばれている丸顔つり目の顔、遮光土偶の派手顔がっちり体型、ギョロ目厚い唇のビックリ顔、火炎土器、深鉢土器・・・などの様々な様式が地域的にも広がりをもって多数発見されていることに驚いた。現代のようにネットや様々なメディアが発達している時代と違って、人と人が直接伝え合う時代にこのような様式が確立することはすごいと思う。
今回、勝川で一番電車に乗り遅れたのを皮切りに今回の旅は様々な不運に見回れた。上野からの帰り、ゆっくり食事をすべく奮発したグリーン車は大混雑。さらに食べようとしたシウマイ弁当を引っくり返すという災難に見舞われた。
そしてさいごの不運は沼津からのホームライナーの座席が一号車一番A席。最前列の左側。前に大きな壁で「閉塞感がしんどいな」と思っていたら隣に御嶽海そっくりの大男のオニイチャンが座った。ただでさえ蒸し暑い一日の最後に受けた熱と圧力は半端ない。「不運は重なる」と諦めの境地だったけど、オニイチャンは次の富士駅でアッサリ降りた。
天気予報で東京方面は以外と気温が低いと感じていたけど今日の東京は湿度が高くて極めて不快。年々夏の暑さがこたえる。とくに今年は異常な暑さが続いている。早く秋にならないかなー。しかし、18切符は後三回分残っている。プレッシャーだ。
今回の縄文展はとても面白かったけど、トーハクが一番嬉しいだろう。一人1600円は良い商売だ。今、世界中、美術館、博物館は人気がある。これって平和だから?私としてはどうしても見たいと言うわけではなくて、暇だから見ている程度なんだけどなあ。どちらかと言えば美しい自然を見ている方が好きな私です。最後に一言、最近の東京は凄い人だ。東京五輪はどうなってしまうのか?どこかに避難した方が良いかもね・・・。
◆行動記録
- 5:47勝川発
- 12:44上野
- 縄文展入場料:1600円
- 音声ガイド520円
- シュイマイ弁当830円
- グリーン車970円
- ホームライナー320円
- 15:49上野発
- 22:01勝川
【縄文展は平成館で開催されている】
【東京国立博物館本館も見所多し】
【法隆寺宝物館に中の金銅の飛鳥仏群は凄い】