新聞では、涸沢、室堂などの「紅葉真っ盛り」の記事が踊ってる。標高2000M以上では今年の紅葉は良いらしい。「行かねばならぬ」と出撃。しかし、時間は二日間しかない。行先を迷いつつ、蝶が岳あたりを目指してとりあえず出発。
蝶が岳登山口の三股到着は午後2時半。一日目は車中泊なので明るいうちに着けばいい。そして二日目、早朝発の日帰りピストン、そして、その日のうちに帰宅のちょいとハードな計画だ。
到着時、天気は快晴。三股駐車場からは常念岳のピークが美しい、と、思ったけど、蝶も常念も登ったことが無いので、そのピークが常念かどうかはよく分からない。
しかし、出発時からと、腰が痛む。ナントカなるのではと、とりあえず三股までは来たものの、腰の痛みは治まらない。腰痛には安静が良いのか?運動が良いのか?よく分からない。ハードな登山に不安が高まる。いろいろ迷った上、結局、蝶が岳は断念。間違いなく良いと思われる、「温泉湯治」に方向転換。素晴らしく柔軟なアイディアに満足しつつも、単に安易に流されているとも言えなくもない。
三股から大町方面にちょいと進み、高瀬ダム下の七倉登山口へ向かう。その七倉登山口には温泉付きの山小屋があったはず。今夜は七倉登山口で車中泊し、翌日、湯俣温泉まで日帰りピストンの計画に変更。七倉から湯俣温泉までは距離こそ18キロと長いものの、標高差は400Mと、ほとんど平坦なコース。これなら、腰に負担も無いだろう。
七倉登山口の駐車場には車が数台。記憶にあった温泉付き山小屋「七倉山荘」は以前と同じ雰囲気で立っていた。入浴料金600円。ちょいと高くなったのでは?と、思いつつも料金を払って入浴。その温泉が素晴らしかった。新しくピカピカの浴槽、洗い場。浴槽には自由に調整可能な温泉のバルブが引き込まれ、潤沢な湯に溢れている。その内湯から、同じ間口で外には露天風呂。そこにも温泉が溢れている。
しかも、入浴客は私一人の貸切状態。外の紅葉の状況はちょいと早かったけど、素晴らしい温泉を楽しむことが出来た。腰の痛みも良くなって気分で風呂から上がり、宿のオヤジさんに話を聞く。聞けば、ここ一年で経営者が変わり、外観はそのままで、風呂、内装をすべて改装したとの話。宿泊料金を聞くと、1泊2食なら8000円からとか。来年になって、改装が終了したら、もう少し料金を上げる予定だとも言っていた。こりゃ年内に泊まってみたいものだと、思っているが、どうなることやら・・・。
◆行動記録時、
09:30 給油
11:30 道の駅大桑(木楽舎)
13:30 安曇マックスバリュー
(食料調達 2379円)
14:30 三俣駐車場(197キロ)
16:10 七倉
17:10 入浴あがる
18:00 暗くなる・食事
(モツ鍋、大雪渓、、)
19;00 就寝
【三股登山口駐車場から望む常念岳かな?】
【七倉山荘】
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