2012年10月13日土曜日

薪ストーブ(2012.10.13)


今から10年ほど前、田舎暮らしにあこがれて作った作業小屋。実際には山の友人達と酒を飲むための小屋と化している。その暖房対策として当初想定していたのは「囲炉裏」。屋根に空気抜きの隙間も作った。

しかし、実際使用してみると、あまりに煙い。宴会参加者全員、姿勢を低くし煙を避けての宴会が続いた。結局、数年で「囲炉裏」は断念。日本の田舎から「囲炉裏」なくなった理由がよく分かった。その囲炉裏の代わりに導入したのがブリキ製の薪ストーブ。値段は3000円台。通常、薪ストーブと大手を振って言うことが出来るのは、外国製でウン十万はするものだ。したがってこの3000円台のブリキ製ゴミ焼機風ストーブを薪ストーブと呼んでいいのかどうか判らない。

そのブリキ製薪ストーブは煙突から伝わってきた雨水によって錆びてきた。煙突はステンレスなのでまだ問題は出てないけど、煙突設置時の屋根と煙突の隙間が空いていたのが原因だ。

そんな訳で、鋳物のちゃんとした薪ストーブを導入することとした。しかし、今風のコジャレタ薪ストーブは二重煙突もつけると100万近くもするらしい。そんな趣味は私には無い。当然、お金も無い。ホームセンターに中国製薪ストーブを発見。値段は34800円。

その薪ストーブは設置に苦労した。なんせ100キロ近い鋳物。一人では運べない。さらに煙突は既存の物を使う計画。接続部分の高さが違う。煙突を切らねばならぬ。ステンレスの煙突の切断は素人には難しい。たとえ煙突の切断に成功しても重いストーブの煙突接続部分(高さ10センチほど)を既存煙突にはめ込むことも難しそうだ。

それやこれやの諸問題もいろいろな人に助けてもらい、なんとか設置完了。新しい薪ストーブに火を入れた。これで、ちょっとだけ「北の国から」に近づいた気分だが、気のせいかもしれない。

 【ビフォー】

 【アフター】

【ステンレス煙突の切断、工具は重要だ。金切バサミでは難しい】

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