屏風山の名前は知っていたけど、どこにあるのか知らなかった。中央高速に「屏風山パーキング」があるので、その付近だろうと適当に瑞浪方面へ向かう。持っている中日新聞社発行の「続・山旅徹底ガイド」には「瑞浪駅から東濃鉄道バス・萩原大草バス停が登山口」との記載があるが、萩原大草がどこにあるのかサッパリ分からない。でも瑞浪の東側にあるようだ。
国道19号を北上し、瑞浪を越えると、前方に連なるそれらしい山並みを発見。常々、ここを走っていても、今まで気にもしてなかった山だ。その連なりは屏風のように見えなくもない。ガイドブックによると屏風山の標高は800m前後。瑞浪からの位置関係、標高、屏風にも見えなくもない山容などの状況を勘案し、その山が屏風山だろうと向かってみる。
登山口に近づけば登山口の標識があるだろうと道路際に注意を払いつつ車を走らせる。「瑞浪高原」との標識発見。向かってみればゴルフ場に着いてしまった。あっちこっち走りつつ、「屏風山・仲ヶ平コース登山口」の案内板発見。しかし、登山口は確定できない。駐車スペースもない。ガイドブックには大草登山口からのルートが紹介してあるので大草登山口を探すことにした。
その後、百曲がりコース登山口発見。しかし大草は見つからない。徘徊すること数往復。ついに「屏風山大草登山口」発見。今回の登山の核心部は登山口だった。大草は屏風山登山のメインルートらしく、集落の中には大きな駐車場もあった。すれ違った地元のオッチャンから「登山かね?」との言葉も頂き、安心して車を置くことが出来た。高圧線の巡視道とからみつつ、高度を上げる。最初の展望は高圧線の鉄塔の場所。
下から見上げたときは、何てこともない山に見えたけど、上から見下ろすとなかなかの高度感。足元に瑞浪の町が広がる。しかも、今日は最近にない秋晴れだ。空のどこにも雲はない。空気も澄んでいる。遠くに白い白山が見える。御岳の展望も期待したが、今回のコースからは樹林にさえぎられ御岳は望めなかった。
山頂は西側が広く開けた快適な場所だった。登り1時間半ほどのお手軽登山の割には展望が良く、楽しいハイキングだった。でも、この季節の割には紅葉する木が少なく、新緑のころがお勧めの山と感じた。(2011、11,21)
◆行動記録
10:00 春日井市役所(起点)
12:20 大草コース登山口駐車場(63キロ)
13:25 稜線分岐
13:45 屏風山山頂
14:00 発
14:40 駐車場
【白山遠望】
【登山道は明瞭だ】
【快適な山頂】
【山頂から恵那山を望む】
【屏風山の尾根歩きも楽しそうだ】
【登山口のチョイ上。堰堤下の丸木橋を渡る】
【集落にミツバチの巣発見。皆さんイロイロ楽しんでおられる】
【やっと見つけた道路脇の登山口案内板】
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