2015年3月11日水曜日

第15次四国遍路2(12015.3.11)

朝は冷えたけど天気は良い。宿の親父さんに日和佐の駅まで送ってもらい、薬王寺から遍路スタート。歩き始めてすぐに一人の遍路と遭遇。なんとなく話してるうちに話が合う。名前はK氏。彼も山好きで、現在大雪山で山岳パトロールの仕事をしているとか。山の話をしつつ一日中行動を共にした。今まで遍路で出会った人と行動を共にする事が無かったわけではないけれど、一日中共にするのは初めての経験だ。

とりあえずのチェックポイントは小松大師。見落とすような小さな社だ。その後、牟岐から海岸沿いを進む。春の光が美しい。この日和佐から高知にかける地域は山、川、海、そして海岸のバランスがすこぶる良い。岬に続く小さな峠で仕切られる集落には綺麗な河が流れ込む。そこには適当な広さの砂浜が広がり、適当な広さの磯が広がる。まさに日本の原風景。

世間話を楽しみつつ歩き、海部の町で宿を探す。投宿後、夕食は近くの地元の寿司屋「道楽」。寿司屋の大将は海南高校出身の地元の事情通。地元の方との会話は良いもんだ。

◆行動記録
 6:00起床
 7:30薬王寺
11:15牟岐
14:10鯖大師
17:00海部「民宿海部」

◆歩行距離
・11.9キロ 薬王寺-小松大師
・ 7.8キロ 小松大師-鯖大師
・ 8.0キロ 鯖大師-民宿海部
(合計)27.7キロ(累積726キロ)

【今回の遍路スタートとなる23番札所薬王寺】

【小松大師は見過ごすほどの小さい社だ】

【鯖大師】

【海部手前の海岸線。この地域の海は透き通っている。】

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