関東の桜はほぼ見頃を過ぎているとの情報に北上してきたけど、大雪を目にして南下することにした。以前から気になっていた妙義神社へ向かってみた。近くには桜の里という花見の名所もあるらしい。初めて訪れた妙義神社は不思議なところだ。背後の岩峰群が不気味だ。その中腹に白い「大」の字が見える。その「大」のバランスも悪い。
道の駅の駐車場に高齢者の登山グループ発見。この山に登るルートはどんなものか聞いてみた。彼らはザックからヘルメットとハーネスを全員装着。どうやら高齢クライマー集団らしい。最近は高齢登山者の過激化がすすんでいるのかな。
山頂を目指すにはけっこう危険な箇所もあるらしいが中間道と呼ばれるハイキングコースもあるようだ。どちらにしても関東平野の端にあり広い関東平野を一望するコースは展望がよさそうだ。右手遠くに見えるのは赤城山のようだがさだ定かでない。
その後、富岡製糸場に回り、土合駅と谷川岳ロープウェイを覗いて六日町温泉の宿についた。土合駅は上越線の下りホームが地下深くにあり長い階段で有名な駅だ。今のように車が一般化する前には国鉄を降りた若い登山者が岩場に一番に取り付くためこの階段を競って駆けあがったと聞く。何か良い話だね。
この日の宿は古いスキー宿のようだけどかけ流しの天然温泉が素晴らしかった。草津、六日町と二日続けて良い温泉に当たって嬉しかった。
◆行動記録
・7:00行動開始
・8:40妙義神社
・宿泊:六日町温泉ひいらぎ荘
【妙義神社の背後の岩山は「日本三大奇景」の一つらしい、あと二つは?】
【妙義神社の灯篭、古い】
【本殿は東照宮的?江戸時代の建築は関西とは違う】
【桜の里の背後にも奇岩】
【富岡製糸場の建物は木造レンガ張り。レンガ建築を想像していたけど、舞鶴の赤レンガ建築と比べると痛みが激しい】
【内部は明るい。開設当時は電気が無くて昼間だけの作業と聞いて納得】
【上越線土合駅。下りホームへの階段を覗いてみたけど、先の見えない一直線の階段が不気味だった】
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