久しぶりに中山道を歩いてきた。木曽平沢までは歩いているので今回は平沢から塩尻まで歩く計画だ。中央線の始発に乗って中津川で乗り換え本格的な木曽路に入る。久々に列車に乗りつつ舐めるイイチコの酔でウトウトしながら上松付近。ちょうど寝覚めの床で目が醒めた。窓から見える寝覚めの床の紅葉は真っ盛り。寝覚ノ床は車で行くと入場料がいるけれど、JRの車窓からは一番いい場所から無料で見れる。しかし残念ながらその時間は一瞬で写真は撮れない。
車窓から見る木曽の山々は黄色が目立つ。カラマツの黄色が特に目立つ。ブナやナラの黄葉はすでに終わり、葉を落とした木々の灰色の幹が目立つところも多い。立派な漆器店の並ぶ平沢の街並から歩き出し、秋の日差しを浴びつつのんびり歩くのは気分が良かった。
贄川のちょっと先に「これより南 木曽路」の石碑。そこを過ぎるとひょっこり開けた場所に出る。安曇野の一角に出た訳だ。そこから広々とした畑や果樹園の間の道を歩いてJR塩尻駅に到着。久々のロングウオークでちょいと腰が痛かった。
途中、洗馬駅で持参の焼き芋を食べる。特に寒いわけでも無いけれど、駅舎の中のベンチに腰掛け大きなガラス窓から差し込む光の中に見を置くとほのぼのとした暖かさを感じる。静かだ。聞こえるのは隣の植え込みの中で騒いでいる鳥の声だけ。幸せだなー。
◆行動記録
6:35JR春日井(春日井ー木曽平沢3220円)、9:30木曽平沢、11:00贄川、12:20「これより南木曽路」の石碑、12:45日出塩、13:15本山宿、14:00洗馬駅、平出遺跡、16:00塩尻駅、山賊焼き、ビール、17:05塩尻発
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