年に一度公開される東大寺の国宝重源座像を見に行ってきた。梅雨はまだ明けないけれど猛暑日が続く。以前は夏の暑さもものともせず行動していたけど、最近は暑さがこたえる。テレビでは「特に高齢者は熱中症対策でエアコンのきいた室内で過ごせ」と声高に叫ぶ。「だったら出かけねばならぬ」と加齢性頑固者の私です。
暑さにも関わらず近鉄奈良駅周辺はインバウンドの外国人にあふれていた。皆さん元気だ。そんな元気な外国人の中にいるだけで疲れてしまう。情けない、、、。駅から東大寺まで日陰を選んで外国人の間を歩く。そんなバタバタ歩きも東大寺から二月堂へ向かう石段辺りで静かになる。そこの木陰でチョイと休憩。持参した冷えたブンタンが美味い。
俊乗堂には国宝の重源座像の他に阿弥陀如来立像がある。その二つとも快慶作と言われているけど、その二つとも良い感じの仏像だ。他の仏像に比べて、快慶作の仏像は「感じが良い」と言うことしか言えないけど何か良い。
その後、時間があったので大阪中之島美術館で開かれている醍醐寺国宝展によって帰宅した。醍醐寺国宝展には弘仁貞観期の仏像を期待して行ったけど、チョイと期待外れだった。
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