2017年12月9日土曜日

九州3・人吉(2017.12.9)

人吉のゲストハウスは寒かった。エアコンから暖気はでるものの部屋は温まらない。夕食は地元名物の季節は外れのアユ定食。天然の子持ちアユの塩焼きはしみじみした味だった。夕食は美味しかったけど寒さのため布団をかぶって寝てしまった。

翌朝、町を徘徊。人吉は良い町だ。市内には共同浴場多数。国宝の青井阿蘇神社、人吉城の二の丸も良い。鎌倉時代から明治の廃藩置県まで連綿と歴史の表舞台に出ることもなく存在し、この人吉のような美しい町を残した相良氏はえらいと思う。

人吉を出ると肥薩線は球磨川に沿って走る。車窓から見る球磨川は美しい。今まで見たどの川より美しい。水量も多くカヌーが楽しそうだ。でもカヌーの姿はない。

八代で肥薩線は終わる。この日は肥薩オレンジ鉄道で日奈久温泉に出て、観光案内所で宿を確保した。

◆行動記録他

  • 共同浴場「おおが」300円
  • 朝食タバコ1348円
  • 弁当コーヒー490円
  • 14:19 肥薩オレンジ鉄道日奈久まで340円
  • ちぎちあげ500円
  • 夕食(ばんぺいゆ二階)1500円

【青井阿蘇神社。茅葺きの門、社が渋い。人吉出身のウッチャンが紅白の総合司会だとか・・・。】

【人吉城跡の二の丸へ上がる石段。渋い。】

【人吉城二の丸跡】

【人吉城跡近くに元湯がある】

【肥薩線は人吉から八代まですべて球磨川沿いを走る】

2017年12月8日金曜日

九州2・肥薩線(2017.12.8)

定刻通り志布志港に入港。JR鹿児島中央駅には無料のシャトルバスで向かう。桜島が見えてきた。しかし今回は桜島ともすぐにお別れ。鹿児島中央で昼食後、肥薩線で人吉に向かう。

肥薩線に乗るのは今回の旅の目的の一つだ。隼人から肥薩線は山の中に入る。吉松で一時間以上の列車待ち。吉松駅周辺はひっそりしているけど、駅前に温泉発見。その温泉が良かった。少しとろみのある高温の温泉だ。この温泉が今回の旅の中で一番良い温泉と感じた。吉松までの各駅には温泉があるらしい。さすがに霧島だ。


吉松からは観光列車「しんぺい号」に乗る。しんぺい号は吉松ー熊本間を走る特急列車だけど、吉松から人吉までは普通列車。座席指定の有料席がほとんどだけど無料の席もある。私は当然無料席。乗客も数人なのでのんびり観光列車を楽しむことができた。情報によると18切符の期間はかなり混雑するらしい。


しんぺい号は観光列車だけあって、絶景ポイントではスピードを落とし、歴史的木造駅舎では長めに停車して写真タイムもある。最後の人吉への下りのスイッチバックやループ路線も見所だ。スイッチバックとループが組み合わされると方向感覚がまったくなくなる。なかなか良い経験だった。

◆行動記録

  • 志布志港着8:55
  • 無料バス(運転手に予約番号を告げる)9:10志布志港発
  • 鹿児島中央駅11:03着
  • 人吉ゲストハウス堺 0966-22-5097 素泊り1泊 3,500円
  • サンフラワーツーリストはマスク必要
  • 鹿児島中央ー別府ジパングクラブ5430円
  • 黒豚スペシャル丼940円
  • 11:57鹿児島中央発
  • 吉松駅前温泉350円(ロッカー含む)
  • 焼酎490円
  • しんぺい号指定は520円プラス
  • 郷土料理四季3660円(さらし鯨、アユ定食、焼酎お湯割り2)
【吉松駅は肥薩線と吉都線が分岐する。昔から鉄道にゆかりのある所らしい】

【吉松駅前の駅前温泉。ここが良かった。入浴250円、ロッカー100円】

【しんぺい号、暗めの塗装をするだけで高級感が出るのはなぜだろう・・・。】

【木造駅舎としんぺい号】

【日本三大車窓らしい。なんとか霧島が見えた。一番高いのが韓国岳】

【人吉郷土料理の店「四季」の鮎定食、オヤジさんが「天然鮎」と強調していた。美味しかった。】

2017年12月7日木曜日

九州1・出発(2017.12.7)

今回最大のテーマはコストカット。九州五泊六日の旅をいかに安価に遂行出来るか?キーワードは「ジパングクラブ」「サンフラワー舟遊プラン」「ゲストハウス」「温泉湯治宿」。さらに10日からは青春18きっぷが使える。それらを駆使して行動を決めるには長年サラリーマンとして養った問題解決能力が必要となる。オオゲサダネ。

とりあえず勝川から大阪までジパングクラブ2割引で購入。2930円。細かいことを言えば近鉄の株主優待をチケット屋で購入する方が良いのだが、ジパングクラブ2割引は3回目。以後4回目から3割引会員になるためにあえてジパングクラブを利用した。近鉄かジパングクラブかどちらがコストカット出来るのか非常に微妙だ。

とりあえず買ったジパングクラブの大阪行チケットを眺めて気がついた。有効期間が三日間。今回の旅は往復サンフラワー舟遊プランで往復8480円の超格安プラン。このプランの特徴は往路と復路の航路を変えねばならない。今回、往路は大阪南港から志布志、復路は別府から南港。帰りの舟は11日の夕方。九州の行動は四日間。チケットの有効期間は問題ないか?

ネットでJRチケットの有効期間を調べて見れば200キロから400キロまで3日間、400キロ以上は100キロごとに1日延びるらしい。鹿児島中央から肥薩線、久大線利用で別府までは427キロで四日間でギリギリセーフ。なかなか頭も使わねばならない。などとメモしつつ電車の窓から外を見れば伊吹山の山頂が青空の下で白く輝いている。

◆行動記録
  • 11:08 勝川発(弁天町まで2930円)
  • ミックスナッツ、タバコ 1050円
  • 居酒屋なかもと(弁天町)1010円(酒一合、アジフライ、揚げギョウザ)
  • 地下鉄トレードセンター前まで230円
  • サンフラワー志布志まで8100円
  • パン560円
  • コーヒー、おつまみ300円
【夕食にたまたま入った弁天町の居酒屋「なかもと」。外見はなんてことないけど、内部は素晴らしい。私好みの居酒屋だ。特にアジフライが美味しかった。】

【サンフラワーの向こうに夕日が落ちる】

【出港】

【一番安いツーリストの船室。すいているときは快適だ。でも、インフルエンザの季節はマスクがあったほうが良いね。】


2017年12月2日土曜日

小浜・妙楽寺(2017.12.2)

ここ数日、小浜の多田寺に電話している。気になっている面長の薬師如来を拝観するために電話しているのだが、なかなかつながらない。多田寺の拝観は事前の電話予約が必要なのだ。結局、多田寺は諦め、その次に気になっている妙楽寺の千手観音を見に行くことにした。

次善の策の妙楽寺は受付は開いているものの人影がない。インターフォンを押せども、呼べども人は現れない。仕方がないので拝観料は後で払えばいいや、と勝手に本堂に向かってみた。ほとんど人気のない参道の先の境内はひっそりしているけど、けっこう広い。すれ違ったのは地元の人とおぼしきオッチャン一人。

本堂は想像以上の素晴らしい建物だった。正面の扉が少し開いている。その扉を押し開けて中に入ってみた。人がいないので明かりがないから仏像が見えないかも、と思ったけど、人感センサーが作動して照明がついた。

内陣の奥の厨子の中に素晴らしい仏像があった。本尊の二十四面千手観音だ。保存状態がすこぶる良い。本尊の手前に小さなラジカセがおいてあり、スイッチを押すと説明が流れる。千本の手が現存する千手観音はこの像を含めて日本に4・5体あるだけだとか。暗闇に浮かび上がるふくよかな表情が美しい。千年以上前の仏像をこんな間近で見ることができるとは驚きだった。

そんな時、私の携帯が鳴った。出てみれば、多田寺の人から不在着信の返信の電話だった。今日なら拝観可能との連絡だった。私は一日に一つの寺だけ拝観すると決めているんだけど、なかなかつながらなかった多田寺からの連絡だったので、有難く拝観させていただいた。

多田寺は住職が最近亡くなって、現在は檀家総代の方々が当番制で電話を確認しているらしい。その薬師如来も素晴らしかった。弘仁貞観期の雰囲気の肉厚な体型を持っているけどきわめて人間的な表情の魅力的な仏像だ。

妙楽寺も多田寺もそれぞれ地元の集落に守られ、地元に密着した良い寺だ。そういえば前回訪れた羽賀寺も小さな集落に守られてきた寺だったなあ。小浜の寺々はどこもそんな感じで、好感が持てる。ここいらが京都、奈良の観光寺との最大の違いだ。小浜にはまだまだ寺も仏像も多い。今後、小浜の寺を訪ねるのが楽しみだ。

【妙楽寺の仁王門へ向かう道】

【妙楽寺本堂への道】

【妙楽寺の本堂は小浜最古の建物とか】

【多田寺、中の仏像は充実している】

【鵜瀬を越え上根来に寄ってみた。最近、住んでいる人も減ったらしいけど、4~11月の週末には鯖街道トレッキングのための休憩所が有人で開くらしい。綺麗なトイレもあった。】

【帰りがけの駄賃じゃないけど、帰る途中にマキノのメタセコイア並木に寄ってみた。ここはけっこう有名な場所らしい。特にこの時期は紅葉が有名らしい。メタセコイアは予想外に大きかった。】

2017年11月26日日曜日

山仕事(2017.11.26)

最近体力が落ちてきた。これから先、いつまでストーブ用の薪の調達ができるか?不安がよぎる。だったら可能な限り、私の体が動かなくなるまでの薪は用意しておきたい。と、いうような心境で、最近、山仕事に打ち込んでいる。

「素人が木を倒すのは危険だ。やめたほうが良い」と周囲は忠告する。しかし、なんとなく倒せるような気がして、初めて檜の伐採を敢行。しかし、頭で考えていた状況と実際は違った。想定外のことが起きる。

いろいろ大汗かきながらやっと倒した檜は、隣りの松の枝に引っ掛かり斜めにもたれかかり止まってしまった。こうなるとビクとも動かない。そして遂に悟った。「伐採はプロに任せよう」。

森林組合に相談してプロにお出ましいただいた。さすがプロはあっというまに問題解決。さらに6本の木を伐採して、所要時間1時間半。まあ、私には「技術なし」、「道具なし」、「経験なし」だから当然のことだ。今後も伐採はプロに任せようと思っている。

【私が倒しそこなった檜。ちょっとした松の枝にちょっとした檜の枝が絡むだけなるも、ビクとも倒れない。】

【この日は天候が回復し、見下ろす里には雲海が広がっていた。近場の山だけど美しい。そして山仕事は楽しい。】

2017年11月23日木曜日

長良川鉄道(2017.11.23)

孫を一日預かることになった。あれこれ行先を迷ったけれど、長良川鉄道に乗ることにした。これなら車の運転も少ないし、紅葉も楽しめるかもしれない。それよりも何よりも、電車に乗せておけば、孫は喜ぶだろうとの安易な選択だ。そして、それはその通りだった。自分自身の子供の時を思い返すに、私も電車は好きだったねえ・・・。

長良川鉄道の関駅には広い駐車場がある。2~3時間程度なら無料、それ以上でも安価に車が止められる。今回は昼前から夕方近くまで止めて200円だった。

この日は関駅から郡上八幡まで長良川鉄道で往復した。美濃市駅で途中下車して美濃の町を散策。この地域は若い時からアユ釣りその他でなじみ深い所だけど、初めて歩く美濃の町や初めて車窓から見た長良川は味わい深いものだった。特に運転しながら見るのに比べて鉄道の車窓から見る長良川はより地域に密着した空気が感じられて良かった。

【長良川鉄道関駅】

【美濃市駅から美濃の町へ向かって歩き出すと、名鉄美濃町線の跡地が保存されていた。この電車が走っていたころ、私はアユ釣りで何度も並走したことがある。孫は「なんでこんなに細い電車なの?」と素朴に疑問をぶつけてくる。】

【美濃の「うだつのあがる」街並】

【長良川鉄道美濃市駅。昔の越美南線の雰囲気が残っている】

【孫は運転席の隣で前方凝視。私は席でうたた寝。】

2017年11月17日金曜日

京都散歩(2017.11.17)

昨年末京都を訪れたとき、あまりにも人の多さに、「もう二度と京都にはいかない」と決めたんだけど、京都に行ってしまった。秋も深まってくると、なんとなく京都も良いかな?と思ってしまう。先日入会したジパングクラブは「入会後3回は2割引き、4回目から3割引き」。これで後一回出撃すれば、晴れて3割引き会員になるというわけだ。

混雑が嫌いな私としては人の少ないところへ行きたい。山科から毘沙門堂から大文字山を経由して京都に入る作戦。しかし、毘沙門堂も銀閣寺も大混雑。ひそかに期待していた紅葉もそれほどでもなかった。テレビの旅番組での京都の紅葉は素晴らしいけど、ここ数年、京都で美しい紅葉を見たことは無い。やっぱりメディアを単純に信じてはいけないと改めて思う。

JR山科から毘沙門堂、山科聖天、大文字山、五山送り火火床、銀閣寺、百万遍、相国寺と歩き、とりあえず良い散歩を楽しめた。相国寺から烏丸通をJR京都駅へ向かって歩くとき、疲労はピーク。そのときNHK京都発見。一階ロビーで大相撲のスーパーハイビジョン実況をやっていた。そこで一休み。スーパーハイビジョンの大画面で見る大相撲は迫力満点。良いもの見させてもらいました。

◆行動記録
  • 8:50 JR金山
  • 9:43 大垣乗換
  • 11:10 JR山科
  • 12:00 毘沙門堂、山科聖天
  • 13:30 大文字山頂
  • 火床
  • 14:30 銀閣寺
  • 京大(トイレ借りる)
  • 相国寺
  • 御所(あんぱん、コンビニコーヒー)
  • 17:30 JR京都駅


【毘沙門堂の隣の山科聖天。紅葉はなんとなく色が良くない。】


【山科聖天の横の道を沢に沿って歩き出す】


【火床は京都を眺めるには一番いいような気がする。】


【大の字の中心にはお堂がある】


【相国寺は静かだ】