2018年11月24日土曜日

マルタ-4(2018.11.24)

昨日の好天に比べて若干雲が多い一日だった。バレッタ観光し青の洞門でボートに乗る予定だったけど、強風のためボートは中止。その代わりバレッタの町をのんびり歩くことができてそれはそれで良い感じだった。青の洞門は次の機会にと言いたいところだけど、多分もう来ないだろうなあ・・・。

今、ホテルに戻り、これを書いているけど、どこへ行ったのか?どの順番だったのか?内容はどうだったのかか?なにがなんだかわからなくなてきた。たった二日間の自分の行動を自信をもって振り返る事ができなとは情けない。出発時に関空の隣の列で見たスペインポルトガル13日間の旅なんて絶対記憶できないなあ、、、。

ただ聖ヨハネ大聖堂の内部のきらびやかさと隣りの美術館のカラバッジョの絵は素晴らしかった。今まで日本の古寺仏像は好きで多数見てきたけれど外国の物も良いと思った。洋の東西を問わず本物には人を感動させるなにかがある。

夜は連日のサンジュリアンの町に繰り出す。マルタ料理でおすすめと言われているマルチーズママで夕食。前日の大量のサラダ、ピザ、グリルポークの反省から今回は一品削減。マルタ料理と言うことで ラビットフライとマルタ風パスタを注文。別に付き出し的なブルスケッタ風な物やらピクルス風な物やらじゃがいもも付いてきて量的には完璧なオーダーだった。取り合えずマルタ風にウサギに挑戦したものの、他の客が注文しているピザやシーフードパスタししておけば良かったと帰ってから反省している。

◆行動記録
バレッタ観光
アッパー・バラッカ・ガーデン(海を見下ろす。バレッタの港とスリーシティーを望む、大砲並ぶ)
聖ヨハネ大聖堂(豪華絢爛)
聖ヨハネ美術館(カラバッジョ 聖ヨハネの斬首)
騎士団長の宮殿
青の洞門(波が高くボート中止)
昼食
バレッタ徘徊食糧購入 カフェ
ハイジャーイム神殿
イムナイドラ神殿(200m先)

【バレッタの町。真っすぐな道。縦横の道】

【アッパーバラッカガーデンからバレッタの町を横から望む】

【アッパーバラッカガーデンからグランドハーバーの向こうにスリーシティー】

【聖ヨハネ大聖堂の出口】

【カラバッジョ「聖ヨハネの斬首」】

【カラバッジョ「聖ヒエロニムス」】


【聖ヨハネ大聖堂、きらびやかな内部】

【青の洞門、波高し】

【同じような遺跡】


2018年11月23日金曜日

マルタ-3(2018.11.23)

昨日は長い一日だった。飛行機に乗り続け、機内食を四食食べ続け、寝たり起きたりの混沌とした時間を過ごしたわりには気分は絶好調。食欲も絶好調。機内四食すべて完食。町で購入した夕食後にあっという間に就寝。夜中に一度目が覚めたものの寝起きは良好。腹が空いた。

幸いにもホテルの朝食は素晴らしく良かった。少なくとも私にとっては日本の食事よりも口に合う。ひょっとしたら私は前世イタリア人だったのかも知れない。

この日はゴゾ島というマルタ島の東にあるマルタの1/3程度の大きさの島で紀元前の世界遺産もある。遺跡見物もさることながら11月とは思えないような明るい地中海を見ることが出来て楽しい一日だった。

夕食はホテルから徒歩で行ける繁華街で夜風に吹かれつつピザ、サラダ、グリルポークとワイン。食事が運ばれた瞬間、あまりの大きさに腰が引けたけど、なんとか食べることができて、ちょいと自信回復の私です。治安が良いと聞いていたマルタだけど安心して夜も歩けて嬉しかった。

◆行動記録
ホテル発
チルケウア港
イムジャール港(ゴゾ島)
ジュガンディーヤ神殿
カリプソの洞窟
塩田
ドウエイラ湾(アイスクリーム)
大城塞・ゴゾ大聖堂(エスプレッソコーヒー)
ホテル着
夕食(CUBA 50ユーロ)

【地中海に朝日が上がる】

【ゴゾ島イムジャール港から街を望む】


【ジュガンジーヤ神殿】

【塩田、現在も使われている】

【大城塞】

【大城塞から街を見下ろす】

【ゴゾの町で一休み。カプチーノ1.5ユーロ】

【青い海の向こうにマルタ島】

2018年11月22日木曜日

マルタ-2(2018.11.22)

やっとドバイに着いた。時差マイナス5時間なので時計を5時間戻す。実際には11時間ほど乗っていたらしいけど、寝たり起きたりで良くわからない。途中、同じツアー仲間のオッサンがトイレで倒れて大イビキ。一瞬緊張が走ったけど無事復帰。後で添乗員さんが言うには「気圧の関係で良くあることです」。

11時間の飛行はどうなるか?と思ったけど、うたた寝を含めあっという間にドバイだった。ドバイでマルタ行のトランジットの時間は二時間。余裕だと思ったのは甘い。くだんの添乗員さんはかなり気合いが入っている。実際に経験してみて理由はわかった。超広いドバイ空港で空港の端から端のゲートまで歩き、その間に手荷物検査を済ますのはギリギリの時間だった。しかも、場合によればボーディングゲートが使えず、バスに乗ることもあるらしい。バスの場合行先の違うバスに乗ると事件だ。その場合には自力でマルタ行のゲートへ行かなければならない。しみじみ私には添乗員は勤まらない。

幸いバスに乗ることもなく、何事もなくトランジット成功、やれやれ。しかし、ドバイからマルタまでの便は往復とも満席状態。しかもこの地域の人々はおおむね巨大だ。したがって機内は中東的暑苦しさに満ちている。

その後、マルタまでは9時間程度。キプロスで止まるけど意外と遠い。時計をさらに3時間戻す。マルタについてホテルに入り2時間程度休息後、添乗員に連れられてサンジュリアンの町を散策。 レストラン、スーパーなど教えられ楽しい徘徊だった。小さな湾に面した小さな町だけど観光客に溢れ博多の中州近辺を感じさせた。その日はスーパーでワイン、チーズ、生ハム、マルタパン、ピクルス的野菜を買い込みホテルで夕食。25ユーロ程度の夕食だった。


◆行動記録
5:45 ドバイ着(飛行時間11時間30分)
10:20 キプロスラルナカ着
11:30 発
13:30 マルタ着(飛行時間8時間40分)
14:45 ホテル着(マディソン・ブル・リゾート・マルタ・サンジュリアン)
16:15 サンジュリアンの町を散策

【ドバイ空港。関空より綺麗、広い。】

【ホテル、ラディソン・ブル】

【スピノーラに面したレストラン、CUBA】

2018年11月21日水曜日

マルタ-1(2018.11.21)

今までアメリカ、ハワイ、台湾へ行ったことがあるけど、本格的な海外団体ツアーは今回が初めて。出発は関空だけど、そこまで名古屋から航空会社のバスが出る。集合場所に指定された名駅西のユリの噴水広場に向かってみればそれらしい人が集まっている。同じような空気の人波に流されてあっという間に関空行きのバスの中。良く晴れた鈴鹿の山並みを眺めつつ、あっという間に関空に着いた。

関空は何度も利用しているけど、すべて国内線のLCCで第2ターミナル。第一ターミナルの国際線は初めてなので、ちょっと緊張したウブな私でありました。

関空でツアーの添乗員と合流。しっかりした女性の添乗員だ。中高年及び女性中心の総勢33名の大人数。航空会社はエミレーツ。巨大な飛行機には各種ツアー会社が入り乱れ、取り合えず行き先はドバイではあるものの、その先はエジプトt、マルタ、スペイン、その他、、、。

ボーッと生きているとどこぞ他のツアーについていってしまいそう。そんなに団体を束ねる添乗員って大変な仕事だ。私には無理。

◆行動記録
15:30 名古屋発
23:35 定刻通り関空発

【関空-ドバイはエアバス380。最新の総二階建ての巨大飛行機らしい。「この飛行機に乗るために今回のツアーに参加した」という人がツアーの中にいたけど、私には何の知識もこだわりも無い。でもエコノミーの座席も広く快適だった。】

2018年11月20日火曜日

桂離宮(2018.11.20)

やっと桂離宮と修学院離宮へ挑戦できる。実は数日前、出撃を画策したものの、朝起きれなくて断念した。8時40分の桂離宮当日参観開始に間に合うには名古屋6時35分発のひかりに乗らねばならない。それには5時起床が必要だ。前回は起きれなかった。

7時20分ごろ京都に着いた。駅から桂離宮へ行く場合、「バス」?、「地下鉄・阪急・徒歩20分」?、「タクシー」?。いろいろ考えたけど京都の地図を眺めていて気がついた。歩けばいいのだ。地図で見る限り1時間程度で歩けそうだ。と言うわけで、歩いて桂離宮に向かった。

作戦通り1時間程度で現地に着いた。二十人程度の列ができていた。列に並びつつ情報収集。一人で4名分の予約ができるらしい。時間になり受付が始まった。アップルの新スマホの発売とは異なり、並ぶ人々には大騒ぎの気配はない。仮設テントの中の机に座り、係員の質問に粛々と答えている。

私の番が来た。9時から参観開始となるが、その次の10時の予約が取れた。近くの桂川の堤防などで時間をつぶし、定刻通り10時に入場。二十人程度の見学者グループに解説者一人付く。集団の最後尾には屈強な感じのオッチャンが付いてくる。さすが宮内庁直轄地だ。

初めて入った桂離宮は予想通り素晴らしかった。そして予想通り贅沢な庭だった。さりげない普通の物が贅を凝らして作られるのは本当の贅沢なのかも知れない。しかし、贅沢に慣れない私にとっては、素直に感動することが出来ない。人為的に作るものは自然にはかなわないのかもしれない。言い換えれば、そんな自然を人為的に作ろうと思えば、桂離宮のような大変な労力が必要なのかもしれないね。

11時に参観終了。前回の偵察で見つけた「ぼんち食堂」で早めの昼食をとり、だめと知りつつ修学院離宮に向かった。修学院は想定通り当日参観の受付は終了。曼殊院から辺りをぶらぶら歩き地下鉄松ヶ崎駅でこの日の行動は終了。JR在来線で夕方6時チョイ過ぎに帰宅した。

◆行動記録
 6:07 勝川(コンビニ693円、ジパングで京都往復5350円)
 6:35 名古屋発
 7:17 京都着(徒歩一時間強)
 8:30 桂離宮(整理券は一人四枚確保可能、参観料1000円)
    10:00の入場予約確保
 9:40 入場開始
 11:00 参観終了(ぼんち食堂、阪急、京阪、叡電)
 13:00 修学院離宮
 14:15 地下鉄松ヶ崎
 15:00 京都発
 17:15 名古屋着


【八条桂大橋から桂離宮越しに愛宕山が見える】


【桂離宮当日参観の列】


【紅葉はどうかな?】







【以上、桂離宮】


【修学院離宮】


【修学院離宮を入口からちょいと撮影】


【曼殊院は人が多い】

2018年11月13日火曜日

京都離宮偵察(2018.11.13)

今から50年以上前、私が中学生ぐらいの時、両親が桂離宮と修学院離宮に行ったことがあった。まだ京都の観光ブームが起きる前と言うより終戦の気配が若干残っていた時代だ。カラー写真が一般的でなくて頑張って撮影したカラースライドを借り物の幻灯機(古いね)で家族そろって見た記憶がある。

その時、桂離宮と修学院離宮の見学には宮内庁の事前に許可が必要と聞いた。以来、桂離宮、修学院離宮は敷居が高く京都散歩の対象からは外れていた。でも「大人になったら1度は行きたい」と思っていた。ところが数日前、友人から「京都の赤山禅院の紅葉を見に行ったら修学院離宮の当日入場の枠が空いていたので入った。良かった。」との情報。それを聞いたからには行かねばならぬ。

名古屋から近鉄で京都へ行く場合、インターネットの近鉄乗換案内が便利だ。その乗換案内では名古屋から八木まで特急に乗り、八木から急行に乗る案が提示されていた。でも窓口で聞いてみれば、京都まで特急の接続があるとのこと。素直な私は京都まで特急利用としたものの後で確認してみれば、八木から急行を使った方が2分早く京都につくらしい。特急料金300円を余分に払い、2分遅れるのは納得できないけど、八木からの座席が確保されるなら「マ、良いか・・・」と渋々納得。

丹波橋で京阪、出町柳で叡山電鉄に乗り換え修学院駅に着いたのは10時30分。徒歩15分でそれらしい入口に着いた。渋い木造の門の前に小さな広場がある。人は誰もいない。小さな看板がある。なんと「今日は休み」。問い合わせ先の電話番号があったので、かけてみれば定休日は月曜だけど火曜日も月に数日休みになるとか。当然、桂離宮も休みのようだ。

気持ちを切り替え、隣りの赤山禅院で京都の紅葉状況を偵察し、その後、次回の出撃の為に桂離宮の偵察をすることにした。出町柳から四条河原町まで歩き阪急で桂で降りた。阪急桂駅から徒歩20分程度で桂離宮に到着。外から見るだけでも桂離宮は綺麗に保たれていた。さて次回、修学院離宮と桂離宮をどう訪れるか?楽しみだ・・・。


◆行動記録
 6:27 勝川
 7:00 近鉄名古屋(特急料金1900円)
 9:52 丹波橋京阪(330円出町柳まで)
 10:20 叡山電車(210円修学院)
 10:30 歩き出す
 修学院離宮は休み
 赤山禅院
 11:30 修学院駅に戻る
 11:40 出町柳
 徒歩
 12:30 四条河原町(190円阪急桂まで)
 12:40 阪急桂
 13:00 桂離宮
 13:20 ぼんち食堂
 14:00 発
 バスで京都駅へ
 14:42 京都発
 四日市付近で踏切障害
 19:00 近鉄名古屋(遅れて到着)

◆修学院離宮、桂離宮情報
休み:月曜定休、火曜月数回
修学院離宮は11時から参観受付 午後二回分
桂離宮:8時40分から参観受付(こちらの方が人数が多そうだ)
桂離宮参観(ネット情報)9:00 10:00 11:00 13:30 14:30 15:30
修学院離宮参観(ネット情報)13:30 15:00
桂離宮から修学院離宮までは15キロ程度

【修学院離宮の隣にある赤山禅院】

【赤山禅院は紅葉の名所らしいけど、岐阜の山に比べて最近の京都の紅葉は?かな】

【赤山禅院の参道の木々越しに見えるのは修学院のフェンス?】

【桂離宮の入口の門、渋い!】

【京阪桂駅から桂離宮への途中に食堂発見。メニュー多数。お客も多数。】

2018年11月8日木曜日

明日香散歩(2018.11.8)

昨日の竜ヶ岳は良い天気だった。そして今日も快晴だ。でも明日は天気が崩れるらしい。何が言いたいのかと言うと「出掛けねばならぬ」と言うことだ。「天気が良いときは外で体を動かす」のが最近の私の心境。ジムで体を動かすのではなくて、外で体を動かすのだ。

まだ、近鉄株主優待券はある。とりあえず急行に乗り込みこれを書いている。自宅のデスクで何かを書くとき「こんなことをしていて良いのか?」「他にすべき事があるのではないか?」とイロイロ雑念に見舞われるのだが、電車に乗れば他にやることはない。安心して雑文が書ける。車窓からは昨日登った竜ヶ岳が見えてきた。

中川で言いたくないような理由で三十分のロス。気を取り直して桜井まで乗り、そこから歩き出す。行き先は何も考えてないけど、候補としては紅葉の談山神社、聖林寺などがある。しかし時間的な理由から談山神社、聖林寺はパス。明日香方面へなんとなく歩き出す。

立冬は過ぎたもものこの日は暑かった。日差しを浴びつつ大汗かきながら日陰を選んで歩く。土舞台、山田寺など考えてもいないところに立ち寄り最後は飛鳥資料館で時間切れ。飛鳥資料館は見所も多く四時半の閉館までジックリ楽しめた。全く計画も想定もしてない行動だったけど楽しい明日香散歩だった。

飛鳥資料館から橿原神宮前まで歩いて向かうとき葛城山と金剛山の間に夕日が落ちた。明日香は建物に規制が掛かっているためか高い建物がなく空が広い。この日は近鉄桜井から橿原神宮前まで歩いたけど山に登った翌日のクールダウンとしてはちょうど良い歩きだった。最近、いろいろな施設で年齢的割引の対象になることが多い。ちょっと複雑な気分だけど、はっきり言って嬉しいかもしれない。

◆行動記録
10:21 近鉄名古屋
12:03 中川発(中川で30分ロス)
13:30 桜井から歩き出す
(土舞台>山田寺>飛鳥資料館)
17:00 橿原神宮前の居酒屋丸で夕食
(ビール、串揚げ、サンマ、チャーハンで2520円、良い居酒屋だ)
18:01 橿原神宮前発
20:55 名古屋

【桜井から歩き出した直後、「土舞台」の案内発見、石舞台は知っていたけど土舞台知らなかった。案内に導かれて見つけた土舞台には大きな石碑があるのみ。聖徳太子にまつわる遺跡らしいけど、良くわからない】

【歩いているうちに山田寺跡に着いた】

【とりあえず山田寺跡の石碑もある】

【山田寺は広大なスペースで保存されている】

【明日香資料館には山田寺の連子窓が展示されている。泥の中から発見された日本最古の木造建築の一部。聞けばこれはレプリカではなく本物を樹脂加工したものだとか。】

【横に展示されている仏頭はレプリカ。私が見たことのある本物の仏頭に比べるとちょっと肌の質感が違うような気がするけど、良く出来ている。明日香資料館にキトラ古墳などの壁画のレプリカなど多数。見どころは多い。】

【明日香資料館】

【コスモスの先に畝傍山、その背後にうっすらと二上山】

【金剛と葛城の間に夕日が落ちる】