2018年11月13日火曜日

京都離宮偵察(2018.11.13)

今から50年以上前、私が中学生ぐらいの時、両親が桂離宮と修学院離宮に行ったことがあった。まだ京都の観光ブームが起きる前と言うより終戦の気配が若干残っていた時代だ。カラー写真が一般的でなくて頑張って撮影したカラースライドを借り物の幻灯機(古いね)で家族そろって見た記憶がある。

その時、桂離宮と修学院離宮の見学には宮内庁の事前に許可が必要と聞いた。以来、桂離宮、修学院離宮は敷居が高く京都散歩の対象からは外れていた。でも「大人になったら1度は行きたい」と思っていた。ところが数日前、友人から「京都の赤山禅院の紅葉を見に行ったら修学院離宮の当日入場の枠が空いていたので入った。良かった。」との情報。それを聞いたからには行かねばならぬ。

名古屋から近鉄で京都へ行く場合、インターネットの近鉄乗換案内が便利だ。その乗換案内では名古屋から八木まで特急に乗り、八木から急行に乗る案が提示されていた。でも窓口で聞いてみれば、京都まで特急の接続があるとのこと。素直な私は京都まで特急利用としたものの後で確認してみれば、八木から急行を使った方が2分早く京都につくらしい。特急料金300円を余分に払い、2分遅れるのは納得できないけど、八木からの座席が確保されるなら「マ、良いか・・・」と渋々納得。

丹波橋で京阪、出町柳で叡山電鉄に乗り換え修学院駅に着いたのは10時30分。徒歩15分でそれらしい入口に着いた。渋い木造の門の前に小さな広場がある。人は誰もいない。小さな看板がある。なんと「今日は休み」。問い合わせ先の電話番号があったので、かけてみれば定休日は月曜だけど火曜日も月に数日休みになるとか。当然、桂離宮も休みのようだ。

気持ちを切り替え、隣りの赤山禅院で京都の紅葉状況を偵察し、その後、次回の出撃の為に桂離宮の偵察をすることにした。出町柳から四条河原町まで歩き阪急で桂で降りた。阪急桂駅から徒歩20分程度で桂離宮に到着。外から見るだけでも桂離宮は綺麗に保たれていた。さて次回、修学院離宮と桂離宮をどう訪れるか?楽しみだ・・・。


◆行動記録
 6:27 勝川
 7:00 近鉄名古屋(特急料金1900円)
 9:52 丹波橋京阪(330円出町柳まで)
 10:20 叡山電車(210円修学院)
 10:30 歩き出す
 修学院離宮は休み
 赤山禅院
 11:30 修学院駅に戻る
 11:40 出町柳
 徒歩
 12:30 四条河原町(190円阪急桂まで)
 12:40 阪急桂
 13:00 桂離宮
 13:20 ぼんち食堂
 14:00 発
 バスで京都駅へ
 14:42 京都発
 四日市付近で踏切障害
 19:00 近鉄名古屋(遅れて到着)

◆修学院離宮、桂離宮情報
休み:月曜定休、火曜月数回
修学院離宮は11時から参観受付 午後二回分
桂離宮:8時40分から参観受付(こちらの方が人数が多そうだ)
桂離宮参観(ネット情報)9:00 10:00 11:00 13:30 14:30 15:30
修学院離宮参観(ネット情報)13:30 15:00
桂離宮から修学院離宮までは15キロ程度

【修学院離宮の隣にある赤山禅院】

【赤山禅院は紅葉の名所らしいけど、岐阜の山に比べて最近の京都の紅葉は?かな】

【赤山禅院の参道の木々越しに見えるのは修学院のフェンス?】

【桂離宮の入口の門、渋い!】

【京阪桂駅から桂離宮への途中に食堂発見。メニュー多数。お客も多数。】

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