2013年1月20日日曜日

三上山・海住山寺(2013.1.20)


二上山の次だから三上山と言う訳ではないけれど、三上山へ登ってきた。ふつう三上山といえば東海道線で彦根を過ぎて左手に見える山を指す。近江富士とも呼ばれる円錐形の山だけど、それは「ミカミヤマ」。近くには御神神社(ミカミジンジャ)なんぞも有ってそれなりに由緒正しい山だ。以前登ったことも有るけど、けっこうシンドかった記憶がある。今回登ったのは「ミカミヤマ」ではなくて「サンジョウサン」と呼ぶらしい。

場所は、京都と奈良の間、昔は山城の国と呼ばれていた地域で、JR関西線加茂駅から歩き出し、ゴールはJR奈良線の棚倉駅。加茂は古い町で関西線の南側には浄瑠璃寺、岩船寺などがある。そちら方面も冬の陽だまりハイクには向いていると思うけど、今回は北へ向かって歩きだす。

加茂の古い町並みを抜け、木津川を渡ると恭仁京の跡がある。恭仁京は奈良時代に4年ほどしか続かなかったらしいけど、その後に作られた山城国分寺の礎石が残っている。歴史の教科書の世界でしか知らなかった、そんな礎石に腰掛け持参のコーヒーを飲んでいると千年以上前の現実に少しだけ触れることが出来たような感慨を覚える。

恭仁京跡から海住山寺へ向かう。進行方向の山の中腹に海住山寺の大きな看板が見える。その看板に向かって急坂が続く。やっと看板に到着。加茂の町が見下ろせる。しかしお寺はさらに800m先。急坂はさらに続く。やっとの思いで海住山寺に到着。

話に聞いていた国宝の五重塔は美しかった。拝観料400円払って、オバチャンから説明を受ける。ここの五重塔は法隆寺、室生寺、醍醐寺に続き日本で4番目に古い塔だそうだ。4番目でも何番目でも良いけど、きわめてバランスの取れた美しい塔だ。特に1段目の屋根の下に広がる軒(正式な名前分からず?)が可愛い。

三上山へのルートは海住山寺の裏から鬱蒼とした樹林帯へ続いている。いったん下り、沢を渡り、林道を数回横切り1時間半ほどで山頂に着いた。里山の低山ハイクと侮っていたけど、標識が少なく、けっこう神経を使った行動だった。下りは「かいかけの道」と呼ばれているコースで棚倉駅まで歩いたけど最後はルートを外してしまった。かいかけの道沿いでは山城名物のタケノコ用竹林の手入れの最盛期。手入れされた竹林は美しいねー。(2013.1.20)

◆行動記録
 9:50 JR加茂駅
10:40 恭仁京跡
11:30 海住山寺(400円)      
12:20 冒険の道(林道分岐)
13:00 三上山山頂
14:45 JR棚倉駅
15:16 発
      名古屋まで(2210円)
15:58 JR木津
16:19 JR加茂
17:54 JR亀山
19:10 JR名古屋着

 【加茂は古い町だ】

 【町を流れる木津川は意外と大きい、水量も多い】

 【恭仁京の跡の国分寺の礎石】

 【恭仁京の跡の隣には木造校舎の小学校がある。それがまた良いんだわ・・・。】

 【海住山寺五重塔】

 【海住山寺から見た加茂の町】

 【三上山山頂のプレート】

 【山頂には展望台がある、その下にはベンチもある。快適だ】

 【下山時に歩いたかいかけの道、「かいかけ」の意味分からず】

 【山城タケノコの竹林。手入れの行き届いた竹林は美しいねえ】



2013年1月19日土曜日

二上山・當麻寺(2013.1.19)


久しぶりに目覚まし時計で起床、とは言っても、7時半だけど。その結果、9時の近鉄急行に乗ることが出来た。缶ビールを飲みつつ、二度寝を楽しみつつ近鉄中川、八木、橿原神宮で乗り換え、近鉄当麻寺駅から歩き始めたのは12時チョイ過ぎ。今日は當麻寺から二上山に登る計画だ。

奈良から少し外れ、チョイと不便な當麻寺だけど、私の好きな寺の一つだ。開放的な境内、渋い本堂、東西二つの三重塔も良いけれど、なんといっても金堂の仏像が良い。適度な明るさの中の四天王は細部まで良く見える。法隆寺と東大寺戒壇堂の四天王の間に作られた日本で二番目に古い四天王だそうだ。法隆寺から徐々に写実的になっていく造形の過程が実感できる。でも、稚拙に見える法隆寺の四天王が一番凄みを感じるけどね・・・。

當麻寺から標識に従い、二上山へ向かう。この日は陽射しも無く寒い日だった。傘堂まで来たとき、二上山の馬の背から吹き降ろす強風にあおられる。その瞬間、撤退を決意。なんせ、無理して登る理由が無い。

二上山の山麓を回るのどかな散歩道をのんびり歩く。途中で綺麗に手入れされた造り酒屋発見。名前は中川酒造。地酒は「透泉」でワンカップも売っていた。一個購入(200円)。もう、山に登ることもないので、その先の道の駅「ふたかみパーク當麻」で味見してみる。煮込んだコンニャク(1串100円)を肴に飲んでみた。その酒が良かった。戻って、お土産用に買い足すことも考えたけど、重くなるのでやめといた。

その後、道の駅の向かいにある「二上山ふるさと公園」へ向かってみる。「展望台へ」の表示がある。二上山の代わりに展望台にでも登ろうと、向かってみたけど甘かった。その展望台は見たことも無いような一直線の巨大石段があった。全部で465の石段。その石段も一直線に作られている。遥か彼方にゴールが見える。そんな石段を目の前にすると、なぜか登りたくなってしまう。登り始めた瞬間、酔いが回ってくる。すぐに息が上がり、気持ちが悪くなる。こんなことなら飲まなければ良かった。でも、ここの石段は一見の価値が有る。上から見下ろすと八方尾根のジャンプ台を思い出す。その後、阿部野橋の居酒屋で本日の行動停止。阿部野橋の居酒屋は女性客であふれていた。世の中変わったねー・・・。(2013.1.19)

◆行動記録
 9:01 近鉄名古屋
10:20 近鉄中川
11:35 近鉄八木
11:55 近鉄橿原神宮
12:15 当麻寺
      拝観料(500円)
      奥の院(300円)
14:00 傘堂
15:10 二上山ふるさと公園展望台
      トウセンワンカップ(200円)
      酒粕(350円)
      串コンニャク(100円)
16:10 近鉄二上神社駅
      でっち羊羹(350円)
      阿部野橋まで近鉄(480円)
17:00 阿倍野橋

 【正面・當麻寺本堂、左・金堂、右・講堂】

 【奥の院には寒牡丹が咲いていた】

 【奥の院からは東西二つの三重塔が見える】

 【西塔、現在工事中で近づけず】

 【二上山麓の造り酒屋、中川酒造、そこのトウセンワンカップ(200円)は美味かった。そのトウセンワンカップは道の駅で250円で売っていたことを付け加えます。】

 【二上山ふるさと公園展望台へ向かう巨大石段】

 【上から見下ろすとジャンプ台だ。蒲田行進曲の階段落ちをふと思い出した。ここから落ちたら命無いだろうなー・・・。】

 【展望台から二上山へ向かう登山道もある。その途中のピークまで行ってみたが、尾根を越えると山深い感じ】

【大阪阿部野橋の居酒屋、女性客グループがやけに目立つ】

2013年1月13日日曜日

伏見稲荷(2013.1.13)


去年の冬、初めて伏見稲荷に行った。有名な千本鳥居をくぐり、奥の院まで行った。けっこう長い石段だったのでそれで終わりと思っていたけど、数日前、BSの番組でその先も稲荷山山頂まで千本鳥居は続くことを知った。それじゃ、再度行ってみるか、と言うわけで、再度の出撃。ついでにそこから京都一周トレイル東山コースに入り南禅寺まで歩く作戦だ。

伏見稲荷へ行く前に京阪中書島駅から伏見の酒蔵めぐり。新年の酒蔵開きイベントで大勢の人が出ている。酒造組合に新酒試飲の行列が出来ている。以前来たときも新酒試飲イベントをやっていた。そのときは確か無料だったと記憶しているが、今回は試飲券200円。その試飲券で二種類の新酒が飲めるらしい。

昼間から特に酒を飲みたいわけでもないけれど、多くの人が200円の試飲券を買い求め並んでいる。きっと、何か「良いこと」があるんだ、と、勝手に解釈し私も200円の試飲券を握り締め列に並ぶ。並ぶこと数分、やっと試飲コーナーに到着。小さな、ほんとに小さな紙カップに注がれた新酒2杯。一礼して頂く。その後、他に特段「良いこと」も無く試飲終了。なんで、皆さん並ぶのだろう?新年早々不可解な試飲行列でありました。さらに進むと、なんと無料試飲コーナー発見。200円が惜しくて言うわけではないけれど、最初からここへ来ればよかった、と、思うのは私だけだろうか・・・。

新酒試飲の他にも粕汁も200円。その粕汁は良かった。ふつう粕汁といえば塩鮭が入るけど、ここのは鶏肉が入っていた。大根、コンニャク、ニンジンと鶏肉の粕汁はしみじみ京都の味だった。

その後も、別のところでも行列発見。次は失敗しないよう、最後尾のオバチャンに「これは何の列ですか?」と聞いてみる。オバチャン曰く「よく分からんけど、あんたも並びはったら?」とのお答え。要するに何の行列でも良くて、並ぶことに意味があるらしい。平和な新春でありました。

新酒試飲関係で時間を費やしたので、時間がなくなってきた。すべて歩き通すことは困難な気配。丹波橋から伏見稲荷まで京阪電車に乗ることにした。京阪伏見稲荷駅は人波にあふれていた。人の流れに乗りつつ、千本鳥居の石段をひたすら登る。

四辻まで来た。京都の街が見下ろせる。コーヒーを飲みつつ一休み。千本鳥居はまだまだ続くが、人の多さに耐え切れず、そこから京都一周トレイルのルートに入ることにする。こちらのルートに入ると人影は無くなる。静かなコースだ。時々、住宅街などを突っ切り、ルートを失わないようにコース標識に注意しつつ歩く。

泉涌寺、今熊野観音を越え、国道1号線を地下道でわたり、清水寺の裏山の清水山、将軍塚と木々の間の道をのんびり歩く。昔から疑問だったけど将軍塚の将軍とは誰のことなんだろう。将軍塚に行き着き確認してみれば坂上田村麻呂のことらしい。将軍塚の説明版に書いてあった。坂上田村麻呂が初代征夷大将軍だったということか。勉強になるなー・・・。

将軍塚で京都の街を見下ろしつつ、気がついた。昼食をまだ食べてない。気がついた途端、急に腹が減ってくる。将軍塚から知恩院へ下り、八坂神社近くの蕎麦屋で遅めの昼食。食事の前に冷酒を頼む。歩いた後の日本酒が体にしみる。アテは蕎麦豆腐と鴨ロースの炙り。あまりの旨さに二杯目注文。蕎麦を食べることも無く、ヘロヘロになって京都駅まで歩く。蕎麦は食べなかったけど京都駅近くの新福菜館でラーメンを食べ、電車に乗る。当然、新幹線ではなく在来線の新快速。新幹線ではゆっくり眠れない。幸い座ることが出来、あっという間に熟睡。気がつけば乗り換えの米原だった。(2013.1.13)


◆行動記録
10:10 京阪中書島
      新酒試飲(200円)
      粕汁(200円)
11:20 京阪丹波橋
11:30 京阪伏見稲荷
12:00 伏見稲荷熊鷹社
12:10 三ツ辻
12:20 四ツ辻
13:00 今熊野観音
13:50 国道
14:20 清水山
14:45 将軍塚
15:20 知恩院
15:40 蕎麦屋・千角
      冷酒2、ビール1、蕎麦豆腐、鴨ロース炙り(3000円ぐらい))
16:40 京阪祇園四条
17:20 新福菜館(ラーメン650円)
18:01 JR京都発(名古屋まで2700円ぐらい)

 【酒蔵開き試飲行列】

 【伏見稲荷は人の波】

 【千本鳥居、不思議な明るさだ】

 【奥の院の先も人波は続く】

 【四つ辻で京都一周トレイルに入ると人影は消える】

 【今熊野観音】

 【京都一周トレイルを歩くにはこんな標識も見落とせない】

 【将軍塚から市内を見下ろす】

 【知恩院の山門は大きく美しい】

【八坂神社近くの蕎麦屋(千角)、落ち着いた良い店だ】

2013年1月12日土曜日

高取城址(2013.1.12)


奈良の南、明日香のさらに南に大きな城郭の山城がある。それが高取城だ。先週の竹田城址に触発されたわけではないけれど、冬の陽だまりハイクを兼ねて出かけてみた。アクセスは近鉄。当然、株主優待券使用の急行電車。株主優待券はチケットショップで1500円。特急には乗れないけれど、伊勢中川、八木、橿原神宮と乗り継いで約3時間でスタート地点の近鉄吉野線壺阪山駅に着く。

朝、ゆっくりの起床だったので、壺阪山到着は午後1時。駅で「てくてくマップ(壺坂・高取コース)」をゲット。それによればコースは11キロ。高取城址は標高584m。コースの長さ、標高差をい考えると、けっこう時間がかかるかもしれない。さらに冬の陽は短い。冬の夕暮れに風に吹かれて歩くのは寂しい。と、言うわけで、たまたま来た壺坂寺行きのバスに乗ることにした。これによって1時間以上行程を短縮することができる。

壺坂寺は「妻は夫を労わりつ、夫は妻に慕いつつ・・・」で有名な壺阪霊験記の舞台。今も、現世利益を求めて訪れる人も多い。特に眼病に効くらしい。「養護盲老人ホーム」も併設している。拝観料は600円。最近、視力も衰えてきている私としては、一瞬、お参りしていこうかとも思ったけど、とりあえず、まだ見えるので、時間も無いこととて高取城へそのまま向かった。

時々、雲から顔を出す日差しを楽しみつつ、風も無い登山道をのんびり歩く。1時間ほど登ると石垣が現れる。かなり古い石垣だ。ところどころ崩れそうな箇所もある。さらに登ると立派な城郭が現れる。先週の竹田城と比べても遜色ない。石垣を取り囲む木々が大きい。その木々に隠れるように城郭が広がるため全体が見えないけど、大きな山城だ。

最上部の本丸はモミジの落ち葉に一面覆われている。紅葉の時期にはさぞ美しかろう。本丸からは南に大台ケ原、大峰山系が望める。東には高見山のピラミッドが見える。風の無い本丸で持参のミカンを食べる。水も持たずに登ってきたのでミカンが美味い。

この高取城は「日本三大山城の一つ」と途中の看板に書いてあった。ほかの二つは「岩村城」「備中松山城」。それなら竹田城、七尾城、小谷城の立場はどうなるのか。さらに、荒城の月の「岡城」は・・・。

備中松山城は行った事ないけど、復元された構造物もなく、当然、茶店なんぞも無く、ただ昔の崩れかけた城郭だけが残っている城跡はなかなか趣き深い。突然、私の頭に三橋美智也が降りてきた。

下りは壺阪山駅へ向かってひたすら下る。山を降りたところに高取の町が広がる。高取城の城下町と言うことだ。この高取の町並みはなかなか渋い。中心の土佐は低い軒先の格子戸の家並みが続く。近鉄壺阪山駅から阿部野橋まで出て、地下街のあべの横丁の立ち飲み屋で一杯飲んで、この日の行動は終了。(2013.1.12)

◆行動記録
10:01 近鉄名古屋
12:40 近鉄八木
      太巻き(580円)
12:50 近鉄南大阪線橿原神宮
13:05 近鉄吉野線壺阪山
13:20 壺坂寺
14:30 高取城跡
15:00 発
16:15 近鉄壺阪山駅
17:15 近鉄阿倍野橋
      あべの横丁立ち飲み屋(2000円)

 【壺坂寺】

 【高取城の石垣は古い】

 【本丸はモミジの落ち葉に覆われている】

 【下山途中に猿石発見。明日香の猿石と同じ時代のものだとか。石垣の材料に運んだらしいが、途中で残置したらしい】

 【高取山への入り口にある石碑】

 【高取の街中の植村家長屋門。植村家は高取藩の家老だとか】

【高取の家並み】

2013年1月7日月曜日

竹田城址(2013.1.7)


昨年、健さん映画「あなたへ」で見た印象的なシーンが竹田城址だ。天空の城と言われる通り、空に浮かんでいるようなロケーション。最近は「日本のマチュピチュ」とも言われているようだけど、マチュピチュに行ったことが無いのでその評価は分からない。

竹田城と言えばなんとなく九州の豊後竹田に有るものだ、と思っていたけど豊後竹田にあるのは岡城。滝廉太郎の「荒城の月」が作られたのはその岡城跡らしい。

浜坂から竹田城址に向かうには山陰線で和田山まで戻り、和田山から播但線で一駅、JR竹田駅から歩くことになる。その山陰線の本数が少ない。8時台の列車を逃すと、次は10時台。浜坂漁協のセリ見学で8時台の列車には乗れず、10時過ぎまで浜坂の町を徘徊することになった。浜坂は新田次郎著「孤高の人」のモデル加藤文太郎の生誕地。とりあえず加藤文太郎記念図書館へ向かってみる。

記念図書館は立派な施設だった。開館は10時からで到着した時はまだ閉まっていたけど、名古屋から来た旨伝えると、入れてくれた。「孤高の人」は私が若い頃、山登りにはまり込むきっかけを作った本かもしれない。そんなことを思いつつ、加藤文太郎の遺品なんぞ見ていると、昔を思い出し懐かしかった。最近は体力、視力、さらに気力も衰え、バランスも悪くなり、危険な山には登れない。特に冬の寒さがこたえる。冬は陽だまりハイクを楽しみ、夏は牧歌的な山歩きを楽しんでいる。寂しいけど、これが現実だなー・・・。

それはそれとして、竹田城址。竹田駅に着き駅から山上を見上げれば石垣が見える。標高差はけっこうありそうだ。名古屋近辺で言えば長良川河畔から岐阜城を見上げた感じ。幸い天気は快晴無風。汗をかきそうなので上着を脱ぎ、登り始める。登り始めた瞬間大汗をかく。加藤文太郎云々なんぞ、まったくおこがましい状態だ。この正月の不摂生がもろに響いている。

昔の武士は定年は有ったのだろうか。有ったとしたら非常に分かりやすい。年齢ではなく、この坂を登城出来なくなったら引退だなー・・・。

登り詰めた天主台からの眺めは素晴らしかった。眼下に円山川を背に竹田の町が広がる。素晴らしい高度感だ。礎石に腰掛け、持参の缶ビールのプルトップを引く。穏やかな青空の下の城跡で飲むビールの味は格別だった。

そうそう、この旅で関西のオバチャンの5~6人グループとJR車内での遭遇二回。オバチャンは元気だ。割れがねの様な話し声、笑い声が車内に響く。その声を聞きつつ、日本もまだまだ大丈夫だとの元気を貰った私です。ちょっとうるさいけどね・・・。(2013.1.7)

◆行動記録
 7:30 浜坂漁協セリ見学
      加藤文太郎記念館
10:17 浜坂発
      かまぼこ、カニチラシ(700円ぐらい)
13:00 竹田城登山開始
15:56 竹田発
17:30 姫路
18:40 大阪
      梅田ミンミンで餃子・ビール(1500円)
20:30 発
23:15 名古屋着(18切符2300円)

 【竹田駅のすぐ裏に登山口はある】

 【けっこうな急登が続く】

 【30分ほどで石垣に到着】

 【天主台から南千畳(二の丸かな)を見下ろす】

 【眼下には竹田の町が広いる】

 【南千畳見るから天主台はアフリカ方面の世界遺産的気配もある】

【帰り道振り返り仰ぎ見る城郭】

【駅から望む竹田城址」】

【駅に隣接する観光案内所にある「あなたへ」のポスター。係りのお姉ちゃんいわく「映画を見た」といって訪れる人が急増しているといか。私もその一人だが・・・】

2013年1月6日日曜日

浜坂温泉(2013.1.6)

青春18切符が2枚残っている。使用期限は今月10日。「使わねばならぬ」と、言うわけではないけれど、18切符を使って浜坂温泉1泊の旅に出かけてきた。目的は温泉、松葉ガニ、そして、帰りには最近話題の竹田城址を訪ねるという盛りだくさんの計画だ。当然、年金暮らしの貧者の旅。いかにコストカットを追及するか?と言う、永遠のテーマもそれに加わる。結論としては、すべての面で非常に満足度の高い旅だった。

名古屋発は朝8時40分。米原、京都、園部、福知山、城崎温泉と乗り継ぎ、浜坂着は午後3時54分。適度の乗り継ぎで、京都駅ではホーライの豚マンを購入することもできた。福知山を過ぎるころ、進行方向は雪雲に包まれていたけどこの時期としては暖かかった。

浜坂駅からビールを買いつつ歩いて向かった公衆浴場・松の湯。昨年6月車中泊で訪れたとき、宿泊も可能と聞いていた。ならば「カニの時期にもう一度」と、今回出撃したしだい。その松の湯はちょっと変わった宿泊施設。食事は無いけど、自炊用キッチンは充実している。レクリエーションセンターとの表記もあって、公的な施設なのかもしれない。でも、温泉はかけ流しの高温温泉。温泉のバルブの開閉も自由で好きなように楽しめる。湯量も多い。泉質はちょいと塩気を感じる良い湯だった。

管理のお姉ちゃんは「温泉は夜8時まで」「今日はほかに誰も泊まらないから適当にやってください」と夜9時ごろ姿を消す。普通の湯治宿を想像していた私としては夜間、早朝に風呂に入れないのはちょいと残念だったけど、一泊2250円の宿泊料には納得。

夕食はこれまた昨年6月に立ち寄った、近くの食事処「和心(なごみ)」。刺身盛り合わせ、カニの刺身、カレイ煮付け、ハタハタ塩焼き、シロイカ天麩羅、冷酒1本で3500円。さすがに浜坂漁港のお膝元、船を持っているとの話で魚が美味い、そして安い。大満足の食事だった。

翌朝、7時半、浜坂漁協へ魚のセリを見学に行った。大量のカニ、そしてハタハタ、カレイ、ツブ貝、、、などなど多種多様の魚があがっている。セリ人を囲んで人が群がる。何を言っているのか分からないけど、着々とセリは終わっていく。その終わった魚は次々と片付られていく。気持ちのいいほどの処理スピードだ。そのセリのシステムが分かればもっと面白かっただろう。再度見学し、セリのシステムを学びたい。(2013.1.6)

◆行動記録
 8:40 名古屋発
      18切符(2300円)
11:07 京都
      ホーライ豚マン2個(320円)
11:46 園部
13:05 福知山
14:35 城崎温泉
15:54 浜坂着
      松の湯(1泊2250円)
      入浴
17:30 和心(なごみ)で夕食(3500円)

【城崎温泉駅には雪が残る。静かだ。映画「駅」のワンシーンを思い出す】

【浜坂温泉・松の湯の浴室。左の蛇口が温泉、右が水】

【大量のカニが仰向けに手(足かな)をバタつかせる】

【セリはグングン進む】

【同じカニでも個室を与えられる恵まれたヤツも居る。この扱いの違いが分からない】

【尻尾が箱からはみ出すタラ(眞子入り)。個人的にはカニよりこのタラ汁の方が好きかも・・・。でも、同時に出たらカニを中心に食べる、貧者の私です】

【加藤文太郎愛用のスキー。私の使っているテレマークスキーとあまり変わらない。植村直己も隣の豊岡で生まれている。この地域には伝説的な登山家を生む何かがあるのかも・・・。】

【加藤文太郎記念図書館】

【浜坂の町は落ち着いた良い町だ】