名古屋発は朝8時40分。米原、京都、園部、福知山、城崎温泉と乗り継ぎ、浜坂着は午後3時54分。適度の乗り継ぎで、京都駅ではホーライの豚マンを購入することもできた。福知山を過ぎるころ、進行方向は雪雲に包まれていたけどこの時期としては暖かかった。
浜坂駅からビールを買いつつ歩いて向かった公衆浴場・松の湯。昨年6月車中泊で訪れたとき、宿泊も可能と聞いていた。ならば「カニの時期にもう一度」と、今回出撃したしだい。その松の湯はちょっと変わった宿泊施設。食事は無いけど、自炊用キッチンは充実している。レクリエーションセンターとの表記もあって、公的な施設なのかもしれない。でも、温泉はかけ流しの高温温泉。温泉のバルブの開閉も自由で好きなように楽しめる。湯量も多い。泉質はちょいと塩気を感じる良い湯だった。
管理のお姉ちゃんは「温泉は夜8時まで」「今日はほかに誰も泊まらないから適当にやってください」と夜9時ごろ姿を消す。普通の湯治宿を想像していた私としては夜間、早朝に風呂に入れないのはちょいと残念だったけど、一泊2250円の宿泊料には納得。
夕食はこれまた昨年6月に立ち寄った、近くの食事処「和心(なごみ)」。刺身盛り合わせ、カニの刺身、カレイ煮付け、ハタハタ塩焼き、シロイカ天麩羅、冷酒1本で3500円。さすがに浜坂漁港のお膝元、船を持っているとの話で魚が美味い、そして安い。大満足の食事だった。
翌朝、7時半、浜坂漁協へ魚のセリを見学に行った。大量のカニ、そしてハタハタ、カレイ、ツブ貝、、、などなど多種多様の魚があがっている。セリ人を囲んで人が群がる。何を言っているのか分からないけど、着々とセリは終わっていく。その終わった魚は次々と片付られていく。気持ちのいいほどの処理スピードだ。そのセリのシステムが分かればもっと面白かっただろう。再度見学し、セリのシステムを学びたい。(2013.1.6)
◆行動記録
8:40 名古屋発
18切符(2300円)
11:07 京都
ホーライ豚マン2個(320円)
11:46 園部
13:05 福知山
14:35 城崎温泉
15:54 浜坂着
松の湯(1泊2250円)
入浴
17:30 和心(なごみ)で夕食(3500円)
【城崎温泉駅には雪が残る。静かだ。映画「駅」のワンシーンを思い出す】
【浜坂温泉・松の湯の浴室。左の蛇口が温泉、右が水】
【大量のカニが仰向けに手(足かな)をバタつかせる】
【セリはグングン進む】
【同じカニでも個室を与えられる恵まれたヤツも居る。この扱いの違いが分からない】
【尻尾が箱からはみ出すタラ(眞子入り)。個人的にはカニよりこのタラ汁の方が好きかも・・・。でも、同時に出たらカニを中心に食べる、貧者の私です】
【加藤文太郎愛用のスキー。私の使っているテレマークスキーとあまり変わらない。植村直己も隣の豊岡で生まれている。この地域には伝説的な登山家を生む何かがあるのかも・・・。】
【加藤文太郎記念図書館】
【浜坂の町は落ち着いた良い町だ】
0 件のコメント:
コメントを投稿