2011年8月21日日曜日

四国遍路2-5


● 2011.8.21(日)帰還・総括

 長くて、暑い旅も最終日。どうせ車中で寝続けるのだと、5時起床、始発で帰還。今回、青春18切符で四国遍路区切り打ちに挑戦してみたが、18切符区切り打ちには若干の無理があるかもしれない。往復二日間移動に使ってしまう。遍路に集中するのなら高速バスが効率的かも知れない。

 高知を出ると一気に四国山地の真っ只中。昨夜は久しぶりに雨が降った。その久々の雨で木々の緑が深い。四国の特徴は急峻な山の上まで家が点在する。木曽、飛騨では見られない光景だ。雪が少ないからか、はたまた、昔から人が住んで耕地を求めて上へ上へと登ったのか?

 【四国山地を走る】

【トイレ休憩で降り立った駅】 

【すれ違うときに入る待機線のある駅。すれ違い、追い越しだけで存在する駅でJR以外での到達難易度はきわめて高い。列車はスイッチバックで本線に戻る】

 気がつけば車窓から見る川の流れが進行方向に変わっている。吉野川水系に入ったみたい。この吉野川水系、大歩危、小歩危近辺の谷は深い。

 四国のJR鈍行にはトイレがついてない。最近の突然の尿意に耐えられない私だが、心配無用。通過、すれ違い待ちで列車は常にトイレ休憩。その都度、昭和の気配満載のレトロ駅を楽しめる

 岡山駅はいつ来ても大混雑。小腹が空いたので駅ナカのうどん屋へ入る。かき揚げウドン450円。高知ひろめ市場の約倍だ。しかし、味は全く感心しない 。1時間も離れてないけど瀬戸内海を隔ててウドンの味と値段が激変する。不思議だ。

 四国の染まるように濃い緑、懐かしい木造駅舎、急峻な山ひだを縫って走るのに比べ、岡山から名古屋までは人混みの中の単なる移動だ。つまらないのでビールを飲んでとっとと寝てしまった。

 米原で大垣行に乗り換える。常々思うのだが、大垣で乗り換えずにそのまま行けたらありがたい。米原まで乗って来た人はほとんど大垣行へ乗り換える。しかし列車の編成両数が半減しているのでこの区間だけ異様に混み合う。大垣からは編成両数が増えるのでゆったりと乗ることができる。なんとなく18切符で名古屋と関西を行き来する客に対する嫌がらせではないか?と、チョットす被害妄想の私です。

 最後に一言。「夏の暑い時期は遍路に向かない」

●主な出費

1000円弱 コンビニ
4000円 岡山駅で食料、お土産
 530円 姫路駅でビール週刊誌

【岡山からの見ものは明石海峡大橋。たいしたものだ】

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