今夜は高知泊まりと決めていた。朝8時過ぎに自宅を出発。名古屋、大垣、米原、姫路、相生、岡山、坂出、多度津、阿波池田と乗換えを繰り返し高知着は20時27分。この乗換えの多さに、友人から「疲れないか?」と良く聞かれるが、全然疲れない。特にJR四国のような気動車の振動は船のそれと同じでとてもよく眠れる。車を運転する緊張感も必要ない。
四国に入り多度津で乗り換えるとローカル度は一気に高まる一両編成。山で出会う人とはよく話すんだけれど、JRで乗り合わせた人はほとんど会話しない。何でだろう・・・?魚肉ソーセージを牛乳で流し組む高校生、輪行のオッチャン、キャリーバックと寝袋を持った謎のアベック・・・など、不思議な人々を乗せ一両編成の気動車は四国山地を抜けていく。
【多度津で乗り換えた一両編成】
「夏の旅なら、どこでも寝れる」とお気楽気分でホテルも予約してない。とりあえずはりまや橋方面に歩きつつ、安そうなビジネスホテルを探す。発見、「高知グリーンホテル」。そのまま飛び込み聞いてみれば部屋は空いていた。当日割引の4700円。「当日割引」って初めて聞く言葉だ。予約は早ければ良いというわけではなさそうだ。
やっぱり宿が決まると気分が安らぐ。飛び込みで入った高知グリーンホテルはなかなか良い宿だった。ベットも広かったし部屋も清潔。最近、この手のビジネスホテルのクオリティはかなり高い。
ホテルに荷物を置き、高知観光客ご用達の「ひろめ市場」で遅めの夕食をとることにした。高知名物・安兵衛の餃子とビールを注文し、座った席の前のオッチャンと話が弾み、ついつい酒を飲みすぎた。そのたまたま出会ったオッチャンとは共通の知人がいた。こんな高知の屋台で知り合いの知り合いに会うなんて、まったく世の中狭いものだ。
● 主な出費
585円:朝食 コンビニ
360円:缶ビール ピーナッツ
450円:蕎麦 池田
4700円:高知グリーンホテル
800円:餃子・ビールセット
500円:青さのり天ぷら
500円:栗焼酎ダバダ
900円:冷酒/
500円:うどん
【最後は土佐のうどんで締めたけど、味の記憶無し】
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