2017年2月22日水曜日

野伏偵察(2017.2.22)

ここ数年、冬山から遠ざかっている。でもなぜか突然、雪の山が気になってきた。しかし冬山は危険が伴う。この年になってトラブルを起こすのもカッコ悪い。だったら、昔行ったことのある所へ行ってみよう。

と、言うわけで野伏が岳が頭に浮かんだ。今から20年程前、数回出かけたことがある。手前の和田山牧場から見た、野伏から薙刀への山並みが美しかった。それに、あまり危険な場所もなかったように思う。

ただ、登山口へのルートがほとんど記憶にない。白山関連の神社の駐車場から早朝出発で日帰り可能だったとの記憶が残る。そんなかすかな記憶を頼りにネットで調べてみた。その結果登山口の神社は石徹白の「白山中居神社」と判明。石徹白までどう行くのか?それもグーグルマップに導かれて到達できた。便利な世の中になったものだ。

次回の出撃に備え登山口の確認だけのつもりだったけど、天気も良い。雪も良い。てなわけで、和田山牧場までちょいと歩いてみた。当然、雪山の装備もなく、長靴でぶらぶら歩き始めた。歩くにしたがって林道の雪も深くなってくる。重く腐りかけの雪はなかなか手ごわい。時々、踏み抜き膝まで埋まる。長靴なので当然雪が靴の中に入る。

歩くこと1時間半。和田山牧場には到達しない。長靴の中は雪まみれ。和田山牧場から野伏を眺めることを密かに期待したけど断念。引き返すことにした。楽しみはあとに残しておこう。その帰り道は登りよりも厳しかった。登りは「じわっと」足を運ぶけど、下りは「サクサク」足を運べる。その結果、雪を踏み抜くケースが増える。勢い余って三歩以上連続して雪を踏み抜くとバッタリ前につんのめる。そのとき、足に無理な力がかかり痛烈な痛みを伴って足がつる。

ナントカ歯を食いしばり車に戻った、ヤレヤレ。想定外の大汗をかいた山行だったけど、暖かく気分の良い散歩だった。今回、駐車場で女子三人組に出会った。聞けば、前夜、和田山牧場でテン泊宴会。野伏には登らず下山したとか。冬山のテン泊宴会は男の世界と思っていたけど、世の中変わったねえ・・・。

◆行動記録
  • 8:40 自宅発
  • 10:00 新美濃橋 59キロ
  • 10:20 美並・道の駅 61キロ
  • 11:40 ウイングヒルズスキーリゾート118キロ
  • 12:00 白山中居神社駐車場 124キロ
  • 12:10 和田山牧場に向けて歩き出す
  • 13:30 下山開始
  • 14:15 駐車場

【白山中居神社駐車場にはトイレもある。しかし、凍って流れない。だったら使えないと思うのは甘いのかな・・・】


【和田山牧場へは最初林道を歩く】


【最後まで林道を歩けば行けると思うけど、途中からトレースは林道から離れ灌木の間に続く】


【ウイングヒルズから見えるのが多分野伏?】

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