2009年12月28日月曜日

鶴岡・帰還(16-4-48)

(木曽福島で蕎麦と七笑い)


最終日、新潟を6時46分発。名古屋着は17時半チョイ前。途中、木曽福島で1時間の乗り継ぎ時間待ち。しょっちゅう車で通過する木曽福島だけど、歩いてみれば懐かしい。蕎麦饅頭を買い、駅前で蕎麦と七笑いで一杯飲むうちに時間切れ。ほろ酔い気分で列車に乗り込む。そして気がつけば中津川。(2009.12.28/月)

2009年12月27日日曜日

鶴岡・羽黒山(16-3-47)

(羽黒山・五重塔)


(羽黒山・随神門)

天気は相変わらずパッとしない。でも、雨は落ちてこない。今回の旅の大きな目的である羽黒山へ行くことにする。湯野浜温泉から車で1時間もかからず羽黒山着。羽黒山とは言ってもどこへ行けば良いのか良く分からない。とりあえず下の「いでは文化記念館」へ入る。その受付のオニイチャンからの情報によれば。「五重塔までへ行くのは雪が深いけど可能であろう」、さらに「山頂の三神合際殿までは無理であろう」。とりあえず五重塔だけでも見に行くことにする。

話を聞きながら大量の長靴に気がついた。聞けば貸してくれるとの事。料金は無料。無料ということであっさり長靴を借りることにする。ついでに金剛杖も貸してくれた。長靴&金剛杖で「これで山頂までいけるかも」との考えは甘かった。参道入口の随神門をくぐった途端大量の雪。羽黒山名物の石段の気配も無い。あらかじめつけられたトレースをチョイと外れるだけで膝まで埋まる。膝まで埋まれば大量の雪が長靴の中に入る。雪が入れば足が冷たい。我慢できない。結局、五重塔で撤退を決意。でも、この五重塔は素晴らしい。次回、機会があれば冬山装備で厳冬期の羽黒山に登りたい。

その後、酒田へ転進。海鮮市場の2階のレストラン「とびしま」(だっけ?)でナントカ定食(約900円ぐらい)さらにハタハタ田楽を追加注文(380円ぐらい)。たっぷり卵の詰まったハタハタにかじりつくと冬の日本海に来たことを実感。でも、ハタハタの卵ってそんなに美味しいものではないよねえ・・・。(2009.12.27/日)

2009年12月26日土曜日

鶴岡・湯野浜温泉(16-2-46)

(湯野浜温泉の宿の窓から荒れた日本海を望む)


(湯野浜温泉、幸福荘)


天気が良かったのは昨日まで。今日から天候が崩れる気配。雨の中の行動は辛い。今日明日の行動計画を綿密に考察。経済性および機動性なんぞ詳細に検討した後、あっさりレンタカー利用を決断。綿密に検討したものの、決断した理由はホテルに有った「これもって来たら25%オフ」のチラシ。結局、2日借りて12600円。

小雨の中、とりあえず鶴岡方面へ車を走らす。鶴岡駅観光案内所で情報収集。情報は収集したものの天気が悪い。傘を差して羽黒山を登る気分でもない。結局、湯田川温泉の共同浴場「正面湯」でかいてない汗を流し、今夜泊の湯野浜温泉「幸福荘」に早めに入った。

私の旅の流儀としては、宿泊は出来るだけ「安い」宿。幸福荘はその流儀を満たす1泊2食付7000円(暖房料ナシ)。その内湯は潤沢かつ高温のお湯が溢れていた。部屋の掃除も行き届いていたが、冷たい食事はチョイと辛かった。

宿の窓から荒れた日本海が見える。風が強い。波の音、風の音、風が当たる窓の音。それらを聞きつつ眠りに落ちる。(2009.12.26/土)

2009年12月25日金曜日

鶴岡・出発(16-1-45)

(北陸線車窓から望む白山あるいは立山)


二週間前、鳴子温泉に漬かりつつ帰り道に寄った酒田、鶴岡。しかし、時間不足で消化不良気味。「そんなら、もう一度行くか」ってな訳で、今回は北陸線回りで新潟、鶴岡、酒田方面へ出かけてみた。一日目は好天に恵まれ列車の窓から山が良く見える。福井、金沢近辺から白山。富山、黒部近辺からは立山。泊駅近辺からはこの秋苦労した朝日岳も見えた。

この時期の富山側はいつも雲に覆われていて、こんなくっきり雪を被った白山、立山を見たのは初めてだったのでチョイト嬉しかった。この日の泊は新潟。二週間前に泊まったコンフォートホテル。今回はさらに安くて朝食付き1泊4000円。(2009.12.25/金)

2009年12月20日日曜日

小浜(15-1-44)

(神宮寺)

(鵜の瀬、この岩の下が奈良の若狭井に通じてるとか)

(瓜割りの滝)


(多田寺)

(明通寺・三重塔)

前日、初雪が降った。それも大雪だ。特に岐阜山間部は多そうだ。どこへ行こうかいろいろ考えたけど、雪の明通寺三重塔も良かろうと、小浜に行ってみた。この時期、小浜は静かだった。「人が多い快適な季節」と「人の少ない不快な季節」のどちらが良いか?と、問われれば間違いなく後者だといえる。もちろん「人の少ない快適な季節」が一番好きだけど・・・。アタリマエカ。

小浜の多田寺、神宮寺、明通寺と車で回ってみた。どこも静か、建物も立派だ。多田寺はオフシーズンの内部閉鎖(事前に電話すればあけてくれるらしい)だったけど、神宮寺も明通寺も坊さんが案内してくれて、拝観料300円。安い。とてもゆったりした気分になった。でも、寒い。火の気の無い寺の本堂は底冷えが厳しい。そんな中、神宮寺の坊さんは素足にわらぞうり。さすが修行だねえ・・・。

今回、図らずも「鵜の瀬」「神宮寺」「瓜割りの滝」との陰陽師コース。小浜の侮れない何かを感じつつ、再度出撃したいと考えている。(2009.12.20/日)

2009年12月14日月曜日

鳴子・帰還(14-4-43)

(姨捨駅)


朝8時41分、新潟発。長岡、上越、長野、松本、中津川と乗り継ぎ帰還。長い旅だった。でも、鈍行の旅でいろいろな発見があった。鉄道のルートは車社会到来前の昭和前期以前の日本人の生活と濃厚に関わっている。まだ勤勉だった日本人の生活を感じることが出来る。まだ残る木造の駅舎。レンガ造りのいろいろな施設、トンネル。駅に植えられた桜、・・・。

姨捨の通過列車待ちで気がついたんだけれど、姨捨駅にはスイッチバックで入っていく。今まで何度も特急「しなの」で通過して気がつかなかったけれど、姨捨駅のホームから善光寺平を背景に通過列車を眺めるのも趣深かった。

いろいろ感慨にふけりつつの旅だったけど、ちょいと違和感。なんで地方の女子高校生のスカートの丈はあんなに短いのだろう・・・。(2009.12.14/月)

2009年12月13日日曜日

鳴子から新潟(14-3-42)

(鳴子温泉、餅屋で漬物のお接待)


(新庄、最上公園、寒風の中の釣り)

(余目、酒田はおくりびとの舞台)


(酒田、本間家旧宅)

(酒田、山居倉庫)

雨が上がった。この旅の後半は酒田方面から新潟を経由して帰ることにする。酒田方面の陸羽東線は朝7時台の次は10時台しかない。しかた無いのでしっかり朝食を摂り、しっかり入浴して宿を出る。宿代1泊7000円(暖房費800円は別)。安い、それよりもご飯がうまい。部屋も、浴室も掃除が行き届いている。女将も私のことを「○○さん」と名前で読んでくれる。単純な私は名前を呼ばれるとチョットうれしい。

列車に乗る前に名物の栗餅を買いに行く。その店では試食用の饅頭を出してくれる。さらに店の一角でお茶も、漬物もサービス。その漬物も美味しかったので、漬物2袋追加購入。世間話なんぞしつつ時間をつぶす。

新庄では乗り継ぎに2時間。自転車(300円)を借りて最上公園周辺を散策。最上公園のお堀には寒空の下、小さなテントでの釣人多数。いろいろな趣味があるものと感心しきり。陸羽西線に乗り最上川に沿って余目経由で酒田。最上川のゆったりした流れはなかなか良かった。次回、機会があれば最上川下りをしたいものだ。

酒田でも乗り継ぎ時間2時間。やはり自転車(こちらは無料)を借り、本間家旧宅、三居倉庫なんぞ見学。新庄に比べ、さすがに酒田は見所が多い。まだまだ寄りたい所も多かったけど時間切れ。三居倉庫からの帰り道、寒い風に吹かれつつ全力疾走でママチャリをこいでいました。

酒田から新潟までは座席指定料金510円奮発して快速「きらきら羽越」に乗車。食堂車、ラウンジ、展望スペースも備えた観光専用車両。多分、かってはちゃんとした特急だったのが年をとって第二のお勤め。ハッキリ言って今の最新型車両よりも快適だ。車内で弁当、八海山小瓶購入。幸せな気分の旅と相成りました。

新潟のホテルは前夜鳴子温泉湯治場でインターネット予約したコンフォートホテル。4600円の低価格なるも新しくて快適。ベッドもセミダブルサイズ。さらに、新潟は綺麗な町。初めて滞在したけど気に入ってしまった。のどぐろ、はたはた、日本海荒海料理などの看板がかかる食事処を覗きつつ、鳴子温泉で朝晩しっかり食べていたため食欲無し。とは言っても、あまりの寒さ。海鮮系はあきらめ豚骨ラーメンを夕食とする。(2009.12.13/日)

2009年12月12日土曜日

鳴子温泉徘徊(14-2-41)

(鳴子温泉 滝の湯)


(潟沼)

朝から雨。気勢が上がらない。気温はそんなに低くないけど雲が走る、空が暗い。せっかく来た鳴子温泉。ただただのんびりするのもなんなんで、近辺を探索することにする。今日の朝食も美味しかった。

宿に借りた傘を持って、とりあえず共同浴場「滝の湯」へ行ってみる。以前一度来たことがある。その時、かなり満足度の高い入浴だったと記憶しているが詳細は忘れてしまった。入力料150円。安い。私の今までの経験から割り出した温泉鑑別法。「温泉は安いほうが良い」。当然、無料は最高。草津の共同浴場なんぞが良い例だ。この滝の湯も湯量豊富。キッパリ暑い。丸太をくりぬいたような木の樋から直下2.5メートルの湯の滝が浴槽に落下。掃除の行き届いた木製の洗い場の上をあふれた湯が大量に流れる。入浴後、入口の外のベンチで体を冷ましつつ一服。軒が深く雨が当たらない喫煙スペースも好感度大。

天気もイマイチなので今日は鳴子温泉に停滞。でも、鳴子温泉お勧めの「湯めぐり」も気が利かない。観光案内所で貰ったイラストマップに「潟沼コース」発見。とりあえず傘を片手に向かってみる。けっこう急な道を汗をかきつつ潟沼着。ph1.7の日本一の酸性瑚だとか。昔の火口だとか。鳴子にこんなところがあるとは思っていなかったので、新しい発見にチョットうれしかった。

潟沼でかいた汗を温泉で流すため東鳴子温泉の高友旅館に向かってみる。高友旅館は最近ネットで急増中の若手温泉事情通の間で注目度上昇中のいわゆる「いにしえ度」の高い温泉だ。しっかりした玄関で入浴料500円(チョイ高い)を払い、高友温泉名物黒湯に入ってみる。

ハッキリ言って「すごい」。脱衣場には体が良くなった人からのコメントが多数。でも、入浴しているときの快適感には疑問が残る。私のような温泉のベテランにはともかく、初心者には勧めるのに躊躇する。

東鳴子温泉から雨の中、鳴子温泉までまた傘を差し帰還。再度、滝の湯で体を清め(高友で汚れたわけではないけれど)、宿に帰った。宿の内湯にさらに入り夕食をしっかり摂取。鳴子温泉駅で買った地酒のワンカップもしっかり2個空けた。宿の女将にはビールの空き缶、地酒の空き瓶、空きカップなんぞ、しっかり見つかり、「よく飲むねー」とのお褒めの言葉を頂いた。(2009.12.12/土)

2009年12月11日金曜日

鳴子温泉(14-1-40)

(これぞ日本の夕食)


(鳴子温泉、宿のミニキッチン)




(鳴子温泉、西多賀旅館内湯)


12月10日、青春18切符が使えるようになる。退職したら18切符握りしめ全国放浪したかった。そんなわけで昨日、豊橋、浜松、興津、熱海と乗り継ぎつつ、東京で友人と会食。上野公園西郷さんの銅像の前で、季節外れの暖かい夜風に吹かれ酔い覚まし。当夜の泊まりはネットで確保した大宮の格安ホテル。深夜の大宮の繁華街はチョット引いてしまうほどの雰囲気だった。若いころなら気にならなかったんだろうにねー・・・。そんなわけで、街をうろつくことも無く、あっさり就寝。翌日は朝一番の東北本線に乗らねばならぬ。


朝4時半、携帯アラームにイッパツ起床。暗い中を駅に向かう。始発の東北本線下り宇都宮行きの座席はほぼ埋まっている。ほとんどの乗客は眠っている。黒磯を過ぎると「みちのく度」が高まる。それに伴い全面禁煙ホームの一角に喫煙コーナーが復活する。それにしても東京近辺の禁煙運動はいかがなものか。タバコを吸う場所が無い。そういえば昨夜の東京駅大丸十二階の喫煙スペースは素晴らしかった。喫煙スペースで肩を寄せ合い吸うタバコはなかなか良い。話が弾む。思わず友人と長居してしまった。


郡山、福島、仙台、すべて駅舎が新しくなっっている。大宮もそうだった。古いものが次々となくなりどこもかしこも同じような建物になる。古いもの好きの私としてはちょいと寂しい。小牛田で陸羽東線で鳴子温泉へ、今日最後の乗換え。陸羽東線に乗り込むと「みちのく度」はさらに高まる。窓から見る家の雰囲気も変わる。家の周りに大きな木が植わっている。いわゆる屋敷森。富山、城端あたりの散居村とよく似ている。うーん、これぞ日本の田舎。いつまでも残ってほしいものだ。


午後3時少し前、鳴子温泉着。雨が降ってきた。壊れかけの折り畳み傘をなんとか広げ予約していた西多賀旅館着。ミニキッチン付き1DK。早速、内湯に跳び込む。先客1名。気仙沼から一週間の予定で湯治とか。話の流れで、愛知から来たと答えるとしきりに驚く。「こんな遠くまで来なくても、高山あたりにも良い温泉が有るんだろうに・・・」「以前、そちらに行ったことがある」とか。


でも、東北のこの温泉の雰囲気、なかなか無い。今後、郡山、福島、仙台の駅舎のようにならないことを願うばかり。夕方5時半、部屋に持ってきてくれた夕食も素晴らしかった。ピッカピカの銀シャリと暖かい料理。気仙沼が近いせいかマグロの刺身が美味しかった。(2009.12.11/金)

2009年12月3日木曜日

祖父江・イチョウ(13-1-39)


 ポッカリ空いた雨の一日。暇なので久しぶりの羽島温泉に向かう道すがら、素晴らしいイチョウを見た。そういえば祖父江町(今は稲沢市)は銀杏の産地。暗い雨空にも関わらず、目の覚めるような黄色のじゅうたん。 (2009.12.3/木)

2009年11月29日日曜日

鎌倉・八幡様(12-2-38)

(鶴岡八幡宮の階段と大銀杏)


(円覚寺・舎利殿、近づけない)

鎌倉二日目。とりあえず鎌倉駅、小町通り、鶴岡八幡宮へのお決まりのコース。鶴岡八幡宮は人並みにあふれている。結婚式、七五三、初詣、みんなまとめて集結している。八幡様の階段から振り返れば正面に小さな海のような気配が見える。

インターネットで調べた情報頼りに、建長寺、円覚寺、北鎌倉駅と回る。建長寺も円覚寺も予想以上にしっかりしたお寺。迫る山の中に多くの建物が効率よく配置されている。歴史の教科書の中におぼろげに記憶している「唐様」の円覚寺舎利殿も見た。何が「唐様」なのか訳も分からなかったけど、その近くのお寺で抹茶休憩。そこしかタバコが吸えなかったから。そのときの鳩の形の落雁が美味しかった。

鎌倉の町は海、山、お寺、神社、坂、路地、その他、古いもの、新しいもの取り混ぜて狭い範囲に配置されている。どこに行くのもそんなに遠くなく、すぐに到着。まるで箱庭の中を徘徊するようだ。さらに、鎌倉時代の源のナントカ、北条ナントカ、ナントカ上人、ナントカ寺、ナントカ院・・・、など登場人物がチマチマ多く落ち着かない。

もう少し勉強してみるか・・・。でも、記憶力減退の私には辛いなー。さらに、道路の狭さ、車の多さ、人の多さはどうにかならないものかねー。でも、又、くると思う。次回はもっと精力的に歩きたい。(2009.11.29/日)

2009年11月28日土曜日

鎌倉・大仏様(12-1-37)

(夕暮れの大仏様)


歴史および神社仏閣に重大な関心を持っている私なれど、鎌倉はほとんどいったことが無い。ある日、ふと「そういえば鎌倉も良いんでないかい・・・?」と、なぜか気がつき紅葉のこの時期、鎌倉へ出撃。とりあえず、大仏様だけでも見てみたい。

はじめて見た鎌倉の大仏様。素晴らしかった。東大寺の大仏より、私は好きかもしれない。風雨にさらされた地肌の錆も趣深い。前かがみの姿も好感が持てる。東大寺の権威的な大仏様より、親しみが持てる。体に比べ大きな頭で伏目がちにこちらを見ている。なかなか良い男。美男と言われる理由が分かる。

帰り際にすれ違ったオネイチャンが大仏様を見て一言。「わー、癒される」。なかなか良い一言。最近の若い衆もなかなかしっかりしていると感じた。

大仏様を見た後、長谷観音の紅葉ライトアップを見てから江ノ島でいっぱい飲んでホテル泊。充実の一日だった。ただ長谷観音の紅葉ライトアップは大混雑。暗闇の中暗い服を着た集団が列を作る姿は先の大戦で配給に並ぶ人の群れを連想してしまった。見たこと無いけど・・・。
(2009.11.28/土)

2009年11月21日土曜日

高時山(11-1-36)

高時山は中津川と下呂の中間。以前は加子母村にあったが市町村合併で今は中津川市。紅葉の三連休。どこぞちゃんとした山に登ることも考えたけど中日の天候がイマイチ不安。そんなわけで、お手軽コースとなりました。加子母村が最近整備した木曽越古道を歩いて2時間半ほどで山頂。

アラレが降って寒い山頂で飲む暖かいコーヒーは格別だった。久々の汗。なかなか気分のいい登山だった。山頂からは雪を被った御岳が見える。でもピークは雲の中。(2009.11.21/土)

(登山口に小さな社)

(途中の観音様多数)


(高時山山頂から御岳を望む)

2009年11月19日木曜日

三朝温泉・投入堂(10-3-35)

今日も天候はすぐれない。でも雨は降ってない。投入堂に電話してみれば、今日は入山可能とか。せっかくここまで来たので再度の出撃。受付には昨日のオニイチャン。入山は可能だけど単独ではダメだとか。誰か来たらその人たちに頼んで一緒に登ったらどうかとの提案。しかしこの時期、天候が悪いので1時間に一組ぐらいしか来ないとか。
 
今日は帰らなければならないので、どうすべきか少し迷った。でも、とりあえず待つことにする。入山口の前にはテント。その中で投入堂の紹介ビデオ。そのビデオを見ながら待つこと10分ぐらい。3人組登場。聞けば岡山から来たとか。今回5回目。そのパーティーに同行の許しを得て、さらに、入山口の登山指導員に靴のチェック、入山届け。やっと「六根清浄」のたすきを受ける。
 
我がにわかパーティーの先達は人のよさそうなオッチャン。なかなか楽しい行程だった。これも投入堂の金剛蔵王権現のお導きか。厳重な管理体制の割にはなんと言うことも無く投入堂登頂成功。でも、事故の多い理由が分かった。歩くルートの脇に潅木が生い茂り、一見、草付きの尾根道に見えるが、その草付きの下はほとんどオーバーハング状態の絶壁。危険を感じない分だけ危険なんだろうね。
 
たどり着いた投入堂は写真で見たとおりのお堂でした。写真を見ずにこのお堂にたどり着いたならきっと驚くのだろうね。 最終日、投入堂で時間を費やしたため、JR鈍行で帰るのをあきらめ高速バスで大阪経由で帰ることにする。午後2時少し前三朝温泉発、夕方5時半ごろ新大阪着。三列シートの快適なバスだったけど、やっぱりJR鈍行が良いなあ・・・。
 
●メモ
 勝川から倉吉:6830円
 豊岡カニ寿司:1180円
 三朝温泉・桶屋2泊:7500円×2
 投入堂入山料:(400円+200円)×2
 三朝温泉から大阪(高速バス):4100円
 
(2009.11.19/木)
 

(お約束の投入堂)

(ヘリも無い時代に良く持ち上げたものだ。「連打禁止」の鐘」


(厳重な入山口)


(文殊堂(?)から見た大山と日本海)





2009年11月18日水曜日

三朝温泉・株湯(10-2-34)

今回、三朝温泉に来た目的は湯治場の雰囲気を残す三朝温泉に入ることとともに、紅葉の投入堂に行くことだった。しかし天気がはっきりしない。低気圧は抜けたものの冬型の気圧配置。山陰特有の冷たい雨が降っている。とりあえず温泉街の偵察を兼ねて投入堂へ行くことにする。
 
投入れ堂には温泉街からバスに乗る。そのバスも2時間に1本。バスを待つ間、気になっていた共同浴場「株湯」へ行ってみる。三朝温泉発祥の湯と言うことなので温泉街の中心にあるものと思っていたけど、温泉街から外れた場所にこじんまりとたたずんでいた。入浴するまでの時間は無いので入浴は投入堂の後にする。
 
時間をつぶしつつやっとたどり着いた投入堂。受付のオニイチャンに確認して見れば、今日は入山禁止だとか。話には聞いていたが管理が厳しい。どこへ行っても昨年の遭難の話を聞かされた。事故を起こした人は79歳。登山のベテランと自分で言っていたそうだ。山のベテランの高齢者、それが一番危険かもしれない。なんせ79歳だもんねえ・・・。
 
私なんぞ、それに比べればまだまだ「ハナタレ小僧」。でも、膝は痛い、バランス悪い、記憶力、注意力減退。自戒せねば・・・。ただし素直な私は、あっさり登山中止。門前の茶屋で三徳豆腐を肴に熱燗。冷えた体にしみわたる。 温泉に戻り、件の株湯に入湯。素晴らしかった。小さな浴槽なれど、下から潤沢な湯が湧いている。その湯はきわめて透明なるも、地球のエネルギーに満ち満ちた重みのある湯であった。 (2009.11.18/水)

(投入堂門前茶屋の三徳豆腐・熱燗)
 

(トチノミを干している・投入堂門前茶屋)

(三朝温泉・桶屋の内湯)

(三朝温泉・株湯)

2009年11月17日火曜日

三朝温泉(10-1-33)

目覚まし時計の音で目が覚める。1年以上この音を聞いてない。一瞬何が起きたのか分からなかったけど朦朧とした頭で時計を押さえ込み、よろよろ起床。時間は4時20分。「そうだ、始発に乗るんだった」
 
まだ暗い道を自転車で勝川駅。5時23分の始発はけっこう人が多かった。特に若者が多い。世間が仕事モードの中、私は放浪モード。若干の後ろめたさを感じつつ、昨夜ネットで調べた山陰線倉吉までのチケット購入、金6830円也。もちろん鈍行。 青春18切符の期間内なら当然18切符を使うのだが、この時期は期間外。そのためか高齢者の姿は少ない。最近の18切符意は高齢者ご用達。十分のんびり座って行けた。
 
勝川、名古屋、大垣、米原、京都、園部、福知山、豊岡、浜坂、鳥取と膨大な乗換えを繰り返し、倉吉に着いたのは午後4時少し前。当初の計画では5時少し前倉吉着の予定だったが、途中で雨がひどくなり、暗くなってから宿を探すのも億劫なので、鳥取から特急を使ってしまったけど・・・。
 
この乗り換えもなかなか楽しい。園部では駅の中に不思議なホテル発見。その名も「ホテル・リーズナブル」。訳せば「安宿」か。機会があれば泊まってみたい。各列車の乗り換えもけっこうスムーズで、ちょうど良いタバコ休憩のようだ。
 
お昼時の豊岡では駅弁販売中。かに寿司(1180円)とワンカップ・香住鶴(240円)購入。列車の4人がけの席を占拠し、足を投げ出し弁当を食べる。ウーン、懐かしい。
 
車窓からは円山川のゆるい流れと雨に煙る紅葉の山。まもなく城崎に着く。 列車は城崎過ぎると、日本海の海と山の間の狭いスペースを縫うように走る。その中に「鎧」という駅がある。ホームから眺めると足元に海に寄り添う小さな集落。小さな港の堤防にに荒波が打ち付けている。最果て度満点。冬の厳しい時期にここの小さな宿で蟹の身なんぞつつきながら、波の音なんぞ聞いている自分の姿を想像してしまう。イイダローナー・・・。
 
昼間の酒は良く回る。酔った頭でつらつら考える。勝川で列車に乗ってから8時間ほど経過。思えば遠くに来たものだ。平面的な移動距離はたいしたこと無いけど、時間がかかっているということだけで遠くまで来ているといえると思う。時間の経過に対する人の感覚はその時々で異なるけど、時間、空間ともにその距離はそのときの感覚で決まるということだ。今の私にとって、飛行機で千歳へ降り立つときよりも、今のほうが遠くまで来ていると確かに感じる。
 
倉吉駅でバスに乗り換え三朝温泉・桶屋旅館到着は午後5時チョイ前。早速、温泉に飛び込む。この日の客は私のほか夫婦が一組。話せばご主人は私の一回り上の年齢。なぜか話が合う。40年以上前、私が紅顔の美少年だったころ、旅をした時の同じ面子がそのまま年月を経過して再開しているみたい。この感覚は翌日も、そしてまた、最近良く味わうところでもある。(2009.11.17/火)
 
(園部駅のホテル・リーズナブル)


豊岡駅・カニ寿司・ワンカップ(香住鶴)

2009年11月3日火曜日

鶴舞公園(9-1-32)

久しぶりに鶴舞公園へ行ってみた。秋の穏やかな陽を浴びつつJR鶴舞駅から公園に入る。公会堂の横で予想外の人出。お祭りのような、初詣のような、でも、集まっている人の衣装が暗い。ほとんどが中年以上の男性だ。場外馬券売り場の雰囲気に近い。人込みをかき分けつつイベントの看板発見。「第54回全国品評大会・日本らんちゅう協会」。ふと感じたんだけど「らんちゅう」って文字は何か不気味だね。なぜか寄生虫を連想してしまう。
「らんちゅう品評会」を突っきり公会堂の中を偵察。そこにも不審な集団発見。タイトルは忘れたけどコスプレ関係のイベント。ここのメンバーは若い。男女比半々。らんちゅうもその楽しみが理解できないが、この趣味も理解できない。

さらに、公園内の一角に不思議な集団。高齢者中心、男が多い。服装のカラーはやはり場外馬券売り場。囲碁、将棋、マージャン。この趣味は理解できる。

その横の、グランドではラグビーの練習。グランドを横切り、勤労会館ではフラダンスの発表会。宝塚風化粧のおばちゃん数名が外の喫煙スペースでタバコを吸っている。その発表会を見学してみる。なかなか華やかで面白かった。演じる人の技量も良くわかるし、音楽も楽しい。

文化の日にふさわしく、日本の多様な文化に触れた一日であった。さらに久しぶりに歩いた鶴舞公園は公会堂も噴水も奏楽堂(だっけ)も昔のまま。周囲の木々が大きくなった分だけ公園としての風格も出てきたようでなかなか良かった。(2009.11.3/火)

2009年10月28日水曜日

羽島温泉(8-1-31)

湯量が多いこと、湯温が高いこと、空いていること、清潔なこと、安いこと。これが私が温泉に求めるポイントだ。羽島温泉・老人保養センターはそのすべてのポイントを満たしている。入浴料金200円。ただし施設は古い、でも掃除は行き届いている。
 
自宅から片道1時間。現地滞在1時間。秋の気分の良い一日、浴槽の窓から差し込む陽の光を浴びつつ湯に漬かるのはまっこと極楽。頭を持たせかけた浴槽の縁からかけ流される湯があふれる。
 
帰り道、近くの木曽川べりの公園によってみた。木曽川は豊かな水をたたえ、河川敷に作られた広大な芝生の広場では高齢者グループがグランドゴルフ。湯上りのほてった体を川原を吹き渡る微風で冷ましつつ、グランドゴルフを観戦。ナゴヤドームでのプロ野球観戦より何倍も爽やかな気分だった。 (2009.10.28/水)
 
(羽島温泉・老人保養センター)
(木曽川)

(グランドゴルフ)

(馬飼大橋の取水堰)

2009年10月21日水曜日

東北(7-6-30)帰宅

ホテルルートイン長岡インターの朝食はバイキング。和食、パン食と、とりあえずそろっている。その中で、とても感心したこと。大きなジャーに入っているご飯が良かった。まさに「銀シャリ」。さすがに越後長岡だ。最近特に、朝食は暖かいご飯と、味噌汁があればそれで良い。海苔を追加し、大盛りで二杯食べてしまった。
 
せっかく長岡に泊まったので、河井継之助記念館を覗いてみる。そのすぐ近くに山本五十六記念館もあることを発見。河井継之助記念館の駐車場に車を置き、山本五十六記念館にも寄ってみる。
 
山本五十六記念館の受付のオッチャンが説明好き。いろいろ説明を聞く。その後、山本五十六の復元された生家、米百俵の記念碑、長岡城址、長岡戦災記念館をぐるって回る。戦災とは戊辰戦争ではなくて第二次大戦の戦災。当たり前か・・・。
 
山本五十六記念館のオッチャンから聞いたのだけど、河井継之助の評価は地元では必ずしも高くない見たい。戊辰戦争のとき、長岡の街を破壊した張本人だから無理も無いかもね。
 
帰りのルートは糸魚川、大町、、木曾。途中、道の駅・能生で昼食にたら汁定食を食べ、大町近辺(松川)の農園でリンゴを買い、木曾の道の駅で仮眠。午後10時自宅にたどり着く。
 
今回の旅で、特に感じたことは、道の駅で泊まりながら放浪中の高齢者が多いこと。私もその一人だけど。人生の楽しみ方が多様化していることを実感しつつ、高齢者が元気なことも痛感した。一方、社会が若年層にツケを回しているのかもと、若干複雑な気分。来年度予算も国債発行らしいしね・・・。
 
(河井継之助記念館入口)


(山本五十六記念館内部)
(山本五十六が撃墜されたとき乗っていた飛行機の回収された翼)

(長岡城址、ビルの裏にひっそりと)

●メモ
・走行距離合計 1,535キロ
・ガソリン代合計 10,691円
・滑川温泉2泊 7,560円
・ルートイン長岡インター1泊 6,600円
・柏屋薄皮饅頭 800円(8個入り)
・峠の茶屋力餅 1,050円(12個入り)
・峠の茶屋ずんだ餅(5個入り) 800円
・栄村の米5キロ 2,500円
・吾妻高湯ゆったり館 250円
・道の駅・千曲川 枝豆150円、ネギ100円、味噌450円
・河井継之助記念館入館料 200円
・山本五十六記念館入館料 500円
・道の駅・能生たら汁定食 1575円
・松川の農園の自宅用リンゴ(傷あり)1キロ 200円
・松川の農園のちゃんとしたリンゴ(世界一)大2個 650円
 
(2009.10.21/水)

2009年10月20日火曜日

東北(7-5-29)長岡泊

昨夜は質の良い眠りだった。早朝5時ごろ隣の部屋の目覚ましの音で目が覚めるも、再度熟睡。激しい雨音を聞き、「今日はアカンなー」と思いつつ、気がつけば8時チョイ前。8時に朝食がくる。あせって、とりあえずの風呂へ行く。
 
その時、妙に外が明るい。雨の中で紅葉が光ってる。 雨という立派な理由が出来て、山に登るのをキッパリあきらめ、帰還することとする。峠の茶屋で「力餅」を購入、峠駅の列車監視業務中のオニイチャンと雑談。日本海側が天気が悪そうなので、関東、日光方面経由で帰ることも考えたが、この紅葉の時期、関東への接近を避けて、新潟経由で小川温泉へでも行ってみるか・・・、。
 
昼食は喜多方でラーメン。雨の中のドライブ。グダグダ話しているうちに出発はお昼近く。米沢、喜多方、五泉市を経て、三条あたりで夕方になる。これも運命、三条で宿を探す。しかし、三条の駅がわからない。西三条駅(?)、何とか三条駅、、、、とりあえず三条駅にカーナビセット。たどり着いた駅はひなびた小さな駅。当然、観光案内所も無い。要するに三条の中心地がわからない。さらに燕との関係も不明。
 
「困ったときの道の駅」との考えも心をよぎるが、今回の旅行中、一泊ぐらい普通の宿の泊まるのも良かろう。 結局、なんとなくわかっている長岡に行くことにする。河井継之助ゆかりの地でもあるし・・・。明日は河井継之助に関わる場所を訪ねてみるか。
 
河井継之助と昨今人気沸騰の直江兼続とは共通点が多い。ともに、「敗軍の将」、ともに「家老」、ともに「理性的」、ともに「後世の高い人気」。そしてともに「越後」。今回、米沢から出発し長岡で時間切れ。これも何かの縁かもね・・・。
 
●宿泊
ホテルルートイン長岡インター
●夕食
ホテル横の和食屋で寿司、テンプラ、うどん、茶碗蒸しのセット、アナゴのテンプラ(別注)、熱燗1本で計2300円ほど。
(2009.10.20/火)


2009年10月19日月曜日

東北(7-4-28)周辺徘徊

朝6時起床。とりあえず風呂。大浴場の窓を全開。相変わらず紅葉は見事だ。その紅葉をしきりに感心しているオッチャン一人。なんとなく話してみれば、神奈川から来た67歳。前日帰宅予定なるも渋滞を恐れての連泊。仕事はまだ現役。私の見るところ大手企業の役員風。ただならぬ気品と落ち着き、そして、現役ならではの緊張感。
 
いろいろ話しつつ、当人いわく「仕事やめたいナー」。でもきっと70までは働くだろうなー。ご苦労様です。 風呂から上がり、ビールなんぞチョイト引っ掛け、8時の朝食を待つ。その朝食が良かった。
 
塩ジャケ、温泉卵、焼き海苔、茄子の味噌汁、ほうれん草のオヒタシ、カブの漬物、熱いご飯。まさに正しい日本の朝食。箱膳に正しく設置され、部屋まで持ってきてくれる。ただただ嬉しい。 ちなみに二日目は、シシャモ、焼き海苔、ふきのとうの煮びたし、たけのこの粕漬け、ブロッコリーのマヨネーズ、ワラビとあぶらげの味噌汁、炊き立てご飯。
 
 1000円の朝食なるも二日目はメニューがほとんど変わる。しかも地元の食材。なかなか出来ないことです。食後、宿の背後の吾妻連峰方面の雲が気になり山に登るのはあっさり中止。この時期、黒い雲を見るだけで登山意欲が萎える。膝も不安だし・・・・。そんなわけで今日は吾妻連峰周辺を探索することとする。
 
峠駅へ向かってみる。奥羽本線「峠駅」、なんと素晴らしい名前なんだろう。普通名詞を固有名詞として使っている。駅の横には「峠の茶屋」もある。名物は「峠の茶屋の力餅」。こここ「峠の茶屋」が商標登録を申請したらどうなるのだろう?妻籠と飯田の間の大平峠の「峠の茶屋」はどうなるのだろう?などとつまらないことを考えつつ、これまた名物の「ずんだ餅」(5個いり800円)を購入。朝食を大量意摂取したため昼食用にテイクアウト。
 
峠駅は以前来たときも訪れた。何か非常に不思議な駅だ。隣の板谷駅からほとんどトンネルで駅のすぐ横まで。そのトンネルの出口を覆いつくす巨大な建屋の中にホームがある。雪囲いだそうだ。停車する列車は一日6往復。山形新幹線が頻繁に通過する。周囲に人家無し。峠の茶屋ともう一軒の食堂があるだけ。でも人気は無い。この違和感は何か?よく考えて気がついた。ほとんど人気が無いところにある巨大な人工物。普通、巨大な人工的な構造物の近辺には人の気配があるものだけどそれが無い。
 
 駅の中に入ってみる。珍しくオニイチャン発見。話してみれば峠駅の少し米沢寄りののところで線路にかかる恐れのある樹木を伐採中。その工事のための列車通過の監視員だとか。そのオニイチャンが話し好きだった。いろいろ話してるうちに、山形新幹線通過の写真を撮ることになってしまった。
 
私もついに「トリテツ」にまで手を広げることとなった。前原国交大臣には及ばないけど・・・。 まあ、なんやかんやとこんなような行動を一日中しつつ、気がつけば暗くなってきた。本当は今日の夕食は「米沢牛のすき焼き」と考えていたけれど、買い物する時間も無く結局、備蓄食料で夕食を済ますこととなってしまった。明日は旨いものが食べたい。
 
 そうそう、今日の特筆すべき事件は、素晴らしい紅葉を見たこと。吾妻高湯に入り(ゆったり館250円)、裏磐梯、桧原湖、白布峠、白布温泉を経由して宿の戻ったけど、その白布峠への登りの紅葉が素晴らしかった。特にブナの黄色が美しい。私が今まで見た紅葉の中で最高の紅葉かも。今年は紅葉が綺麗だとか・・・・。
 
●その他
福島柏屋の薄皮饅頭800円を2個(こし餡とつぶ餡)購入。吾妻高湯の泉質はチトキツイ。肌がピリピリする。でも、ひどくは無い。私にとってダメなのは酸ヶ湯温泉の四分六分の湯。いつ入っても三日目ぐらいから痒みがひどく、いわゆる「湯ただれ」、でも入りたい。

●夕食
枝豆(大量)、ねぎとサラミのグリルイタリアン黒胡椒風味(道の駅・千曲川で買ったネギとサラミソーセージをオリーブオイルで炒めたもの)。日本酒(高清水)
●宿泊
滑川温泉連泊
(2009.10.19/月)


(浴室の窓からの紅葉)




(チョイト白濁)

(朝食・二日目)


(峠駅)


(峠の茶屋)