2020年10月21日水曜日

東北遠征4・滑川(10.21)

 朝、「正しく起床」「正しく入浴」「正しく朝食」で正しく8:00に出発。行き先は磐梯吾妻スカイラインを走り、時間があれば福島の街を偵察すること。この福島の町も山形同様訪れたことがない。

磐梯吾妻スカイラインに入る手前にあずま総合運動公園でトイレ休憩。物事何が幸いするか分からない。そのあずま総合運動公園が素晴らしかった。広々として整備が行き届いたその公園は日本一かもしれない。震災関連予算でもついているのかと思うほど細部にまで人の手がかかっている。でもメタセコイアの巨木を見ると十年程度ではここまで大きくなるとは思えないので昔からある公園かもしれない。どちらにしても人でごった返す磐梯吾妻スカイラインの浄土平よりも数倍魅力的な場所だった。

その後、福島駅の観光案内所で今後の身の振り方を相談。2時間程度の時間しか取れないので、とりあえず循環バスに乗ることにした。この時期、福島の町は某国営テレビの朝ドラ関係で賑わっていた。観光案内所のオネエチャンはその古関裕而メロディーバスに乗ることを勧める。素直な私はそのメロディーバスで市中を巡回。古関裕而記念館には寄らずに、一周したら時間切れ。福島の町は大規模な開発はされずに、昭和的狭小道路の多い街だった。繁華街は覗かなかったけど意外と楽しいかもしれない。

今、夜の十時過ぎ。ふと目を醒ましてこれを書いている。最近のコロナ騒動で感ずる事がある。それは人との会話をしなくて良い快感だ。他人とのコミュニケーションが取れないと嘆く風潮も多いけど、私は無理に話さなくて良いのが楽なのだ。

特に湯船に浸かりボーっとするとき、隣のオッチャンに話さなくて良いのが有り難い。昔、この滑川温泉でこんな事があった。石造りの気持ちの良い温泉に入った時、しばらくして先客のオッチャンが「ナゼ話をしないのか?」と非難された事があった。そのオッチャンは東北の湯治場では「湯治客は和気あいあいと話さねばならぬ」とステレオタイプの思い込みがあったみたい。

温厚な私は適当にあしらって過ぎたけど、チョット嫌な気分だった。それに引き換え最近は「大声での会話は控えよう」との大号令。生来、引っ込み思案の私としては有り難いけど、地元の人との会話が無いのはチョイと寂しい。

◆行動記録

6:30起床、入浴、ドピーカンの予感、コロナ騒動で人と話さなくて良い、炊事場は清潔、古いけれど磨き上げられた道具類、朝食、リンゴ、チーズ、ゆで卵、コーヒー、8:00行動開始、工事は養豚場、9:00あずま総合運動公園、素晴らしい、9:40発、土湯峠/煎餅他1000円、浄土平/駐車場500円、吾妻小富士、福島メロディーバス周回、14:30福島発、15:20滑川温泉

【ガス自動販売機10円で10分、このまま民俗資料館に保管されそう】

【福島屋自炊キッチンは掃除が行き届いている】

【廊下も磨き上げられている】

【あずま総合運動公園】

【土湯峠鷲倉温泉、今から30年ほど前、自炊で宿泊したら、自炊はその年から中止していた。親切な女将から旅館のキッチンを使って良いよと言われ、旅館のキッチンで調理したことを思い出す。良い思い出だ。】

【磐梯吾妻スカイラインの紅葉】

【浄土平駐車場から吾妻小富士を望む】

【吾妻小富士の噴火口の縁】

【吾妻小富士から浄土平駐車場越しに一切経山を望む】


【古関裕而メロディーバスで古関裕而の曲を聞きながら市内を巡回】

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