2020年10月20日火曜日

東北遠征3・滑川(10.20)

早朝に目が醒めた。時計を見ると朝の5時半。ふらつく足どりで階段の手すりに頼りつつ風呂に向かった。そこには先客が二人。そのうちの一人は自炊棟の隣の部屋のオッチャンだった。「早いですねー」と言ったら、「寝るのがはやいからねー」との答え。そう言えば昨夜は8時頃からイビキが聞こえていたなあ。フスマ一枚隔てたプライバシーは極めて日本的な関係だな。昨今の「やれ個人情報だ」などと口走る社会よりも昔から続く日本的な人間関係のほうが高度な関係ではないのか?これから本格化するグローバル化、ネット社会化、AI化は人間を幸せにするのか?などと相変わらず理屈っぽい私です。

とは言うものの風呂からあがり、缶ビールをあおって二度寝を楽しんだら行動開始は九時半を過ぎてしまった。天気予報は晴れ、日差しはあるものの、分厚く黒い雲がまだらに空を覆っている。何処へ行こうか迷ったけれど山形方面へ向かってみた。東北には数え切れないほど来ているけど山形の街なかへは足を踏み入れた事はない。

山形駅に車を止め、霞城公園あたりをぶらぶら歩いた。時間もなかったのでサラッと歩いただけだけど、山形へ行く途中の亀岡文殊堂は良かった。東北には思っても見ないところに素晴らしい物が残っている。こんな新しい発見などが東北の旅の醍醐味だ。

◆行動記録

5:30起床、入浴、二度寝、8:00朝食味噌煮込みうどん、9:30行動開始、11:00亀岡文殊堂 玉こんにゃく、12:00給油上山361キロ2970円22L、12:30JR山形駅、霞城公園、最上義光、旧済生館本館、天丼付きざる蕎麦1280円、土産1695円、夕食用はらこ飯680円、14:30発、16:30滑川温泉


【福島屋の横にある滝】

【右側が自炊棟】

【大滝へ行く道の吊り橋は老朽化で通行できない。ぬれずに行くのは不可能なので大滝行は断念】

【亀岡文殊堂参道の石畳】

【亀岡文殊堂本堂】

【なかなか立派な寺だ】

【旧済生館本館の中庭】

【旧済生館本館は霞城公園にある】

【有名な最上義光像。なかなかカッコイイ】

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