2020年10月1日木曜日

米沢徘徊(2020.10.1)

 熟睡の一夜だった。10時から朝6時半まで一度も目覚めることもなく眠る事ができた。近来にない快挙だ。眠るまでの間、テレビも無い部屋で「温泉」「大汗」「涼み」「イイチコ」「体が冷える」、そして最初の「風呂」へ戻る。これを5セット以上繰り返したと思うが、回数はわからない。久しぶりの滑川温泉は予想通り、いや予想以上に素晴らしい。ちょいと刺激のある白濁高温の湯は私の好みだ。日本の温泉の中で最も好きな温泉かもしれない。

この日は一日時間があったので、買出しを兼ねて米沢を歩いてみた。この地域の温泉に来ることは多いけど米沢の街を歩くのは初めてだ。JR米沢駅の観光案内所で情報収集。このところはまっている市内循環バスの存在を知り、迷わずとりあえず循環バスに乗車。観光案内でもらったウオーキングマップ片手に何処にも下車せず市内を一周。それにより市内の土地勘を得てから良さそうな所を見て歩くことが最近の流儀だ。

上杉神社、上杉家廟所、米沢高等工業高校跡などを回り、今夜の酒のアテとして「鯉の甘煮」、夕食として「牛肉ど真ん中」を購入して早めに宿に戻った。

滑川温泉には露天風呂がある。私は入った事はないけど、夕暮れの露天風呂も良いかもと覗いてみたけど女性専用の時間帯だった。しかし隣に檜風呂と銘打った露天風呂が新しく作られていた。仕方がないので、そこに入った時の話。

マスクをした爺ちゃんが入ってきた。爺ちゃんと言っても私とほとんど同じ年代かもしれないけど分からない。なんせマスクをしているもん。マスクは最初だけで浴槽に浸かる時には外すだろうと想像した私が甘かった。爺ちゃんは浴槽に使ってもマスクを外さない。温泉に首まで使って、両手に浴槽の湯をすくい取り顔をゴシゴシ擦りつつ「いい湯だなあ」と叫ぶのを常とする私にはマスクをつけてまで温泉に浸かる爺ちゃんの気持ちは分からない。

私にとってマスクをして温泉に入る事は拷問に近い。温泉はには快適な気分を味わうために入るものと思うけど、爺ちゃんにはそこまでして温泉に入る理由があるのだろうか?それともコロナで絶対死ねない理由があるのだろうか?

◆行動記録

9:00宿発、10:15米沢駅、昼食:芋煮、もちてん750円、牛肉ど真ん中1250円、鯉甘煮お土産含む:宮坂1480円、スーパー酒等1000円、14:30米沢給油385キロ3190円22L、15:30滑川温泉

【いつ見ても峠駅は不思議な所だ】

【芋煮、もち天、このもち天が良かった】

【上杉神社は昔の城跡にある】

【上杉神社、綺麗に保たれている】

【米沢高等工業跡、今は山形大学工学部】

【上杉家廟所】

【鯉甘煮、本当に甘い】

【米沢牛と信じて・・・。】

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